雑談

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福祉の話

ケアマネのひとりごと ~「理解したい」ではなく「知りたい」という話~

学生の頃、河合隼雄先生の本をよく読んでいました。正直、当時は何が書いてあるのか、よく分かっていなかったと思います。でも今になって、「あぁ、こういうことか」と思う場面が増えてきました。河合先生の本の中では、よくフロイトの話が出てきます。人間の理性なんて当てにならない。人の心には"無意識"という領域があって、自分で選んだと思っていることも、実は無意識に選ばれているのかもしれない。「人間の心なんて当てにならない」という考え方です。河合先生は、だからこそあえて言う必要があると書かれていました。「人の心なんて分かるはずがない」と。人の心は分からない。それは冷たい事ではなくて、誠実に相手と向き合う姿勢。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~”出会うこと”と”繋がること”は別。結婚式での再会から~

今日は妹の結婚式に参列してきました🎊 とても温かくて、いい式で、やっぱりこういう場っていいなぁとしみじみ思いました。そんな中で、ひとつ面白い出会いがありました。参列者の中に幼馴染がいて、久しぶりに話をしてみると、今はご主人と一緒に、遺品整理や生前整理の事業をされているとのこと。話を聞いていると、紆余曲折を経て事業も14年目。今回の再会を通して改めて思ったのは、ケアマネの仕事って、結局は「どんな選択肢を持っているか」なんだなと。困っている状況に対して、介護保険のサービスで対応するのか、医療保険で関わるのか、行政の制度を使うのか、民間サービスにつなぐのか。つまり、「どんなカードを持っているか」。繋がりが増えることって、単に知り合いが増えるというよりも、"提案できる選択肢が増える"こと。結局のところ、繋がりって"数"ではなくて"質"。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~いざという時のために”余白”を残している話~

今日は書類の大整理をしながらしみじみ思ったことを。ありがたいことに、今は70件ほど担当させていただいていて、仕事量としてはある程度安定しています。正直、もう少し増やそうと思えば増やせるとは思うのですが、あえてそこはストップしています。なぜかというと、"余白"を残しておきたいから。ケアマネの仕事って、今日や明日に何が起きるか分からない仕事。急変があったり、入院があったり、ご家族からの連絡があったり。そういう突発的なことに対応するための余白。そしてもう一つは、大切な人が困っている時に、いつでも動ける余白です。余白って、サボるためではなくて、"ちゃんと仕事をするために残しておくもの"。
考え方の話

ケアマネのひとりごと ~仕事が回らない人へ。“優先順位”ではなく“分類”で考える話~

ケアマネの仕事って、「優先順位をつけてやりましょう」ってよく言われますよね。僕もよく言ってますし(笑)。でもよくよく考えたら、どんな風に優先順位を付けているか、っていう話もした方が良いんじゃないかって。まず私がやっているのが、「優先順位」というより"仕事の分類"で考えることです。仕事って、いろんな種類のものがごちゃごちゃに混ざっている状態。緊急のこともあれば、後でもいいこともある。それを全部まとめて「どれからやろう…」と考えるから、余計に頭が疲れてしまう。だからまずは分ける。私の中では、仕事はだいたい6つに分けています:🔴緊急・即対応系 🟡重要だけど急がない系 🟢隙間時間にできるお手軽系 🔵ストレス系 ⚫コントロールできない系。料理と同じで、一度"分類"してあげると、勝手に順番が見えてきます。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~ファイルチェックはリレーのバトンていう話~

ケアマネの仕事って、日々の業務に追われて、なかなかファイルチェックや書類の見直しまで手が回らないですよね💦 「やらないといけないのは分かってるけど…」っていう、あの感じ。実は私10年以上ケアマネやってますが、ファイルチェックに追われるっていうことをほとんどしたことがないんです。じゃあどうやったらファイルチェックに追われることなくできるのか。自分の場合:1週間単位で支援経過や担当者会議録のチェック、1か月単位で軽めのファイルチェック、GW・お盆・年末年始でがっつり見直し。書きすぎない。これほんと大事です。「バトンを回していく」っていう感覚。GW → お盆 → 年末年始。このタイミングで区切って見直していくことで、次の自分にちゃんとバトンを渡す。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~独立しても孤独じゃない理由。人間関係は後から効いてくる~

独立すると「孤独だ」とよく聞きます。でも正直なところ、自分はあまり孤独を感じていません。なぜかというと、包括に勤めていた頃に作っていた人間関係が、今になってしっかり効いてきているからです。人間関係って、その場ではそこまで価値を感じないこともある。でも、後から効いてくることがある。むしろ、後から効いてくることの方が多い気がします。独立ケアマネに必要な人間関係:① 現場を一緒に回せる人 ② 自分の弱点を補ってくれる人 ③ 流れを作ってくれる人 ④ 緊急時に動いてくれる人。結局大事なのは組織ではなくて"人"。大事なのは、困ったときに助けてくれる人がいるかどうか。そして、そういう人たちと関われる自分であるかどうか。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~問題提起と解決策はセットで持っておきたいという話~

今日は少しだけ、働き方について思うところを。最近SNSなどを見ていると、「それは確かにそうだよな」と思うような意見をよく見かけます。例えば、「休憩中は車で休んでもいいはず」「定時で帰るのは当然」。どれも間違っているとは思いませんし、むしろ本来そうあるべきだとも思います。ただ、その一方でふと感じることがあります。その主張を実現するための"仕組み"まで考えられているだろうか、という点です。正しいことと、回ることは別。誰かが我慢して回っている状態って、あまり健全ではない。だからこそ、問題提起と一緒に、少しでも解決に近づく視点を持つこと。それが結果的に、自分自身も働きやすくすることにつながる。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~区分変更は“目的”じゃなくて“手段”という話~

今日は、ケアマネのあるある話を。これはおそらく、日本中のケアマネが首がもげるくらい頷く話です。それは「区分変更」について。よくあるやり取り:「これだけ体が悪くなったのだから」「友達がこれはもう要支援じゃないと言っている」「デイの方から要介護3くらいあるよと言われた」だから区分変更をしてほしい、と。まず結論:区分変更は目的ではなく、手段です。区分変更をする前に、必ず考えないといけないことがあります。それは「区分変更をして、何をしたいのか?」。要介護度は称号じゃないのでミシュラン3つ星みたいな、これが多いほど素晴らしいというものでもありません。「今の状態なら要介護2くらいあるよ」と言われたとしても、今のサービスで困っていないのであれば、そのままの方が良い場合も多くあります。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~施設紹介業が増えている理由を考えてみた。~

最近、福祉施設紹介業の方とお話しする機会があり、今の業界の動きについて色々と教えていただきました。正直に言うと――「いま、施設紹介業ってかなり増えている」そうです。なぜそんな状態になっているのか。現場で聞いた話をもとに、3つの理由を整理してみました。① 施設側が「紹介機能」を持つケース。A施設からB施設へ案内する際に、紹介業の仕組みを通すことで紹介料が発生する。② 不動産との連携。退去手続き・引っ越し・施設探しを一体でサポートする流れの中で、施設紹介業が関わるケースが増えている。③ 紹介業+居宅の連携。施設入居のタイミングで、ケアマネの支援もあわせて組み込むケース。もうこの業界は、善意だけで動く時代ではなくなってきている。どんな仕組みであっても、最終的に大切なのはやっぱり利用者本位。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~”まぁいいか”が一番怖いという話。臆病なくらいでちょうどいい~

先日、これから独立を目指す方から、「事業所として絶対にしないといけない事ってありますか?」と聞かれたんですよね。絶対にしないといけない事……🤔 むっちゃある(笑)。まずシンプルに答えるなら、「運営指導に引っかからないこと」。事業所として正しく運営している基準になるから。ただ、もう少し踏み込んで言うと、一番怖いのは「まぁいいか」と「わかったふり」。何かあった時に、ちゃんと説明できるかどうか。これが一番、自分の会社を守る盾になる。不透明なことって、放っておくとずっと不透明なまま。「まぁいいか」で済ませるのは簡単。でも、その一回の"まぁいいか"が、後で大きな問題になることもある。臆病なくらいで、やっとちょうどいいのかもしれません(●´ω`●)
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