「頑張らなくていい」の空気に流された先にある落とし穴

事業の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

職場の“空気”に飲まれて、気づけば頑張るのをやめていた——そんな経験はありませんか?今日はそんなテーマで話をしていきたいと思います。

皆さんはピア効果って言葉をご存じでしょうか?

これは周囲の人々が互いに生産性や行動に影響を与え合う現象のことです。

有名な話で言うと手塚治虫が住んでいた民宿「トキワ荘」には藤子不二雄や赤塚不二夫、石ノ森章太郎らが住んでいて、手塚治虫の圧倒的な行動力に周りが影響を受け、相乗効果で互いに切磋琢磨しあい、のちに天才漫画家集団を世に放ったという話です。

実はこのピア効果。良い効果をもたらすこともあれば、悪い効果をもたらすこともあるんです・・・

逆らえない集団心理

どの業界にも言えることですが、発言力や声の大きい人が

「頑張らなくてもよくない?」

と言ってしまうと、人々というのは「えっ、あっそうなんだ。頑張らなくてもいいんだ」と楽な方に流されてしまいます。

それが何人か続く(みんなそっちに行ってるから自分もその方向で・・)
と、比較的真面目に頑張っていた人でさえ大きな波に逆らえなくなります。

頑張っても頑張らなくても月に30万円の報酬をもらえるなら、そりゃ楽な方を選ぶでしょう。それは別に不思議な話ではありません

で、だれが責任を取るの?

さて頑張らなかった代償に人々は成長を止め、最低限の体力しか維持できなくなりました。

ここで「この度わが社では新しい支店をオープンし、今の人員を支店と分散し、さらに社員も増員していきます。」となり、「不必要な社員と見なされれば左遷や減給の対象ともなり得る」と言われたときに、そのだらけきった精神を持ち直すことができるでしょうか?

その時のあなたを誰が面倒を見てくれるでしょうか?

そう。だれも責任は取ってくれないのです

楽な状態ってあたりまえだけど心地良いんです。ひょっとしたら死ぬまでその楽な状態でいられるかもしれない。
ストレスもなくメリハリもなく、ゆるーく生きる。
それが悪いとも思いません

ただどこかで気付きます
「あれ?私今まで何してたんだろう・・・」って

もしそこで後悔したとしても、それはあなたの責任。
なぜなら選択したのは、あなたなのですから

じゃあどうしたらいいの?

結局は考え方の話になってくるのですが

今日の課題は自分の課題。と認識すること
ですね

日常のどんな些細な仕事でもいいです。
例えば
・訪問のアポイントを取ること
・ケアプランを作ること
特養とかだと
・時間通りトイレ誘導を済ませること
・事故なく一日を終えること
こういった些細なことを流れでなく課題として自分に落とし込むこと。
自分で考え、自分の課題とし、自ら達成していく。これが非常に大事なわけです。

やらされている仕事ではなくて自分で選ぶという癖をつけていくことですね

誰かが「めんどくさい、楽しようぜ」って言ってても、流されず
自分はどう考えるか?を常に意識しろって話ですね

それを続けていくうちに「自分」というものが形成され、自分の人生の主人公感が高まっていくのです。

特にお局様方は上手に自分の派閥に引き入れようとしたり、SNSでも言葉巧み悪の悪口大会に人々を引き入れようとしてきたりします

その中でいかに自分を保つことができるか。もしそれで自分が不利益を受けるようであれば、そこから脱出しましょう。そんな場所は無意味です

なんなら独立したらいいんです。ケアマネは介護業界で唯一一人で独立することができます。

腐る前に離れる、これを忘れないようにしてほしいなと思います。

それではまた🍀

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