福祉の話

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事業の話

ケアマネのひとりごと ~「稼ぐ」と「マネジメント」を混同しないという話~

今日は、自分の中で大事にしている考え方について。私は「稼ぐこと」と「マネジメント」を混同しないということを意識しています。要介護の方が要支援になったり、支援自体が必要なくなったり。それは本来、とても良いこと。「卒業ですね」と前向きにお話しする。「件数を維持するために何かを入れる」という考え方には違和感を感じる。もし自分が利用者の立場だったとき、必要がないのにサービスを入れられる、そういうケアマネにお願いしたいかというと、正直そうは思えません。一人の利用者を応援できるケアマネでありたい。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~胸に残った言葉と「腹落ち」の話。言葉はにじみ出るもの~

今日、娘の高校の入学式に参加してきました。生徒指導の先生が「この学校はいじめを絶対に許しません」「どんなささいなことでも必ず学校に連絡してください。すぐに動きます」と。すごいなと思ったんですよね。先生の言葉が"腹落ちしていた"こと。言っていることが正しいだけじゃなくて、「本気でそう思っているんだな」というのが伝わってきた。人の心に響く言葉って、テクニックではなくて、普段の考え方、仕事との向き合い方、自分の中で納得しているかどうか。にじみ出てくるものなんだと思います。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~「どこにも寄らない」と「どこにでも寄り添う」。ケアマネの立ち回り~

ケアマネって、どんな仕事ですか?と聞かれたとき、少し困ることがあります。基本的にはご利用者とサービス事業所の調整役ですが、それだけでもない。つまるところ、一言で言うと「立ち回りの仕事」なんじゃないかなと。本人と家族の間での立ち回り、サービス事業所との間での立ち回り、担当者会議での立ち回り。バスガイドのように、全体を見ながら方向を示す役割。「どこにも寄らない」と「どこにでも寄り添う」。この矛盾しているようなバランスを保つこと。これは高度なマネジメントです。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~SNSは必要?ケアマネ独立は“地上戦”の話~

最近、Xで「ケアマネが救急車に同乗すべきかどうか」という話題で賑わってますね。正論がぶつかっているように見えても、実際には"インプレッション"を取りにいく構造もあったりして。私自身、開業前はXを使っていました。でも、時間がどんどん持っていかれる。戦場に行かなければ負傷しなくて済む。ケアマネの仕事は空中戦ではない。Xやインスタを見て依頼が来ることは、ほぼありません。包括、病院、事業所と関係性を作る方が圧倒的に紹介につながる。ケアマネは"地上戦"です。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~独立と引継ぎ。誠実さが問われる場面~

最近、独立に関するご相談が増えてきました。特に多いのが「利用者さんの引継ぎ」についての悩み。この問題、感情で考えると必ず迷子になります。まず大前提として、ご利用者は「事業所」と契約している。個人ではありません。一方で、ご利用者の意向は非常に重要。ただし、在職中に自ら意向を引き出すような行為は、引き抜きと受け取られる可能性がある。私自身も、独立の際に認識のズレがあり問題になった。「口頭の確認だけでは不十分」。立つ鳥跡を濁さず。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~即断即決がすべてではない。寝かせる判断も大事~

今日は「即断即決」について考えてみました。早く判断することが大事と言われるけど、早く答えること=正しい判断とは限らない。「今はまだ判断できない」というタイミングが確実にある。少し時間が経てば、状況が悪化することもあれば、逆に落ち着いて見えてくることもある。だからこそ"あえて待つ"という判断が必要。ジェンガのように、今どのフェーズにいるかを見極めること。早さだけではなく、タイミングを見極める力が大事です。
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ケアマネのひとりごと ~孤独とコミュニティ。つながりの形はいろいろある~

今日は「コミュニティの大切さ」について考えてみました。一人でいられるのは、誰にも頼らなくても大丈夫な状態だから。でも、誰かの助けが必要になったとき、初めて"困る"という状況になる。宗教でも、趣味のサークルでも、スーパーのフードコートでよく見かけるグループも、立派なコミュニティ。大事なのは「つながりがあるかどうか」。人は一人では生ききれない場面がある。だからこそ、どんな形であれ"つながり"を持っておくこと。
福祉の話

ケアマネのひとりごと ~知識があるほど、伝わらなくなることがある。「知識の呪縛」について~

皆さんは「知識の呪縛」という言葉をご存じでしょうか?「これくらい知っていて当然」という前提で話をしてしまい、相手にうまく伝わらなくなる現象のこと。「DMって糖尿病」と言われても、一般の方には「ダイレクトメール?」ってなりますよね。ケアマネの役割の一つは「それってどういう意味ですか?」と聞くこと。伝わらないのは、相手の理解力ではなく、自分の伝え方に原因があるのかもしれません。
福祉の話

ケアマネのひとりごと ~人付き合いが苦手でも、仕事は楽になる~

ケアマネの仕事って、とにかく人と関わる仕事。事業所、包括、病院のソーシャルワーカー……関わる人はほんとにたくさん。最初はやりにくいことも多いけど、だんだん変わってくる。顔なじみになり、話しやすくなり、連携もスムーズに。私が大事にしているのは「名前を呼ぶこと」と「ご機嫌でいること」。人付き合いが苦手でも大丈夫。コツコツ続けることで、仕事のしやすさはあとからついてきます。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~どこかを押せば、どこかが飛び出る難しい現実の話~

本人は家にいたい。でも家族は家にいて欲しくない。こんなことはよくあるし、ここに正解はない。どこかを押せば、どこかが飛び出る。都合よく全てが埋まることは珍しい。周りからは「なんでこの人は守られていないんだろう」と見られることもある。でも、助けてあげたくても何もできない状況もある。そしてケアマネも業務以上のことはできない。それでも、命に係わる問題なら動く。そんな現実があります。
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