こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)
久々の投稿ですが、今回は独立して初めて感じたアレの大切さをお話していこうと思います。
おそらくこの記事を読んで共感、あるいは「なるほどね」と思う方も多いのではないかと思います( *´艸`)
経営はとにかくチリツモ
チリツモとは「塵も積もれば山となる」のことで、とにもかくにもお金というのは急に大量には降ってきませんので地道に収益を増やし続ける必要があります。
例えば岡山市だとご利用者一名に対し
要支援・・・月々約4000円
要介護1.2・・・月々約11000円
要介護3.4.5・・・月々約14000円
の収入となります。
これにプラスαで初回加算(初回のみ3000円)や委託連携加算(初回のみ3000円)がついてくるわけですね。
組織に所属している時は加算が収入に反映されているわけではなかったので、ケースが増えようが加算を取ろうが取らまいが一定の収入を得ていました。
逆に言うとどれだけたくさんの書類を用意し手続きを踏んでも自分に対しては1円もプラスにならなかったんですよね
独立をし、ゼロスタートで一つ一つ丁寧に積み上げていく作業をしていると、ある事実に気付きます。それは
要支援の方は初月の収入がバカにならない
というところです。
普通に考えると、要支援の収入は月々4000円、要介護3以上は14000円
なので要支援は要介護3以上のかたの3分の1にも満たない報酬なわけですが、初月に限っては初回加算と委託連携加算(直接契約でない場合)がそれぞれ付くことで+6000円。つまり要支援の方でも初月は10000円ほどの報酬を頂けるわけですね。
これは開設初期のころは大変ありがたい収入源となります。
というのも、そもそも要介護の新規の方っていうのはあまり多くないのが現実です。
何か体調に異変を感じたり衰えを感じ、認定を受け、要支援の結果がでる。
大体がこのパターンです。
「いやいや、ケガして入院して初っ端から介護のパターンもあるでしょ?」
と思われるかもしれませんが、そういった方はその入院先の病院が持つ法人の居宅介護支援事業所にケースを回されます。
ということは日常生活から現れる要介護の方は希少であり、そもそもが要支援の方から関わらせていただくのが基本なわけです。
なので
①要支援だからと言って断っていたらケースは増えない。そもそも要介護のフリーの方は少ないのだから。
②要支援であっても初月に関しては加算がプラスとなるので、バカにならない
という訳ですね(●´ω`●)
リアルな話
正直なところ、要介護の担当者数は本当に増えません。
私の周りでもSNSの投稿でもほとんどの方が要支援の方をまずは多く受け入れ、そこから方々からの信頼を勝ち取っていくという戦い方をしています。
その中で驚いたのが今回書かせてもらった「加算による上乗せ」による収入の増大といったところです。
例えば、加算なしだと
要介護1の方:5件 11000×5=55000円
要支援の方5件 4000×5=20000円
計75000円
これに初回加算や委託連携加算加算があった場合
要介護1の方:5件 基本の11000×5=55000円 に加え
初回加算3000×5=15000円
要支援の方5件 基本の4000×5=20000円 に加え
初回加算3000×5=15000円
委託連携加算3000×5=15000円
計120000円
といった結果となり、初月ブーストがかかることで45000円も報酬が増加するわけです。
「いやいや、初月だけじゃん💦そんなの気休めにしかならないよ」
と思われる方もいるかもしれません。正直私もそう思っていました。
しかしいざ毎月営業し担当者数を稼いでいると、驚いたことに
毎月毎月この初月ブーストがかかって報酬を上乗せさせてくれるんです。
私自身も毎月3~5万の加算ブーストがかかっています。
これが経営の大きな助けとなっているんです
。
まとめ
大事なことを言います
担当者数が少ない開設当初は、とにかく新規を獲得すること。
どんなケースでもありがたく受け入れ、ケアマネの質を高めながら経営の体力である資金を増やしていくこと。
要支援であっても関係ありません。初回の恩恵をきちんと受けていきましょう。そもそも僕も私もいつかは体力が衰え、要介護となります。それでいいのです。
てな感じですね(●´ω`●)
この記事が独立を目指すどなたかの役に立てばと思います🍀