2026-04

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介護保険

ケアマネのひとりごと ~区分変更は“目的”じゃなくて“手段”という話~

今日は、ケアマネのあるある話を。これはおそらく、日本中のケアマネが首がもげるくらい頷く話です。それは「区分変更」について。よくあるやり取り:「これだけ体が悪くなったのだから」「友達がこれはもう要支援じゃないと言っている」「デイの方から要介護3くらいあるよと言われた」だから区分変更をしてほしい、と。まず結論:区分変更は目的ではなく、手段です。区分変更をする前に、必ず考えないといけないことがあります。それは「区分変更をして、何をしたいのか?」。要介護度は称号じゃないのでミシュラン3つ星みたいな、これが多いほど素晴らしいというものでもありません。「今の状態なら要介護2くらいあるよ」と言われたとしても、今のサービスで困っていないのであれば、そのままの方が良い場合も多くあります。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~施設紹介業が増えている理由を考えてみた。~

最近、福祉施設紹介業の方とお話しする機会があり、今の業界の動きについて色々と教えていただきました。正直に言うと――「いま、施設紹介業ってかなり増えている」そうです。なぜそんな状態になっているのか。現場で聞いた話をもとに、3つの理由を整理してみました。① 施設側が「紹介機能」を持つケース。A施設からB施設へ案内する際に、紹介業の仕組みを通すことで紹介料が発生する。② 不動産との連携。退去手続き・引っ越し・施設探しを一体でサポートする流れの中で、施設紹介業が関わるケースが増えている。③ 紹介業+居宅の連携。施設入居のタイミングで、ケアマネの支援もあわせて組み込むケース。もうこの業界は、善意だけで動く時代ではなくなってきている。どんな仕組みであっても、最終的に大切なのはやっぱり利用者本位。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~”まぁいいか”が一番怖いという話。臆病なくらいでちょうどいい~

先日、これから独立を目指す方から、「事業所として絶対にしないといけない事ってありますか?」と聞かれたんですよね。絶対にしないといけない事……🤔 むっちゃある(笑)。まずシンプルに答えるなら、「運営指導に引っかからないこと」。事業所として正しく運営している基準になるから。ただ、もう少し踏み込んで言うと、一番怖いのは「まぁいいか」と「わかったふり」。何かあった時に、ちゃんと説明できるかどうか。これが一番、自分の会社を守る盾になる。不透明なことって、放っておくとずっと不透明なまま。「まぁいいか」で済ませるのは簡単。でも、その一回の"まぁいいか"が、後で大きな問題になることもある。臆病なくらいで、やっとちょうどいいのかもしれません(●´ω`●)
介護保険

ケアマネのひとりごと ~技能実習生に学ぶ言葉の重み~

今日は奥さんから聞いた「技能実習生との関わり」の話を。ミャンマーから来たその方は、介護福祉士の実習生として働いていて、普段からとても誠実で、患者さんに対しても嘘やその場しのぎの対応をしない方だったそうです。3年間の実習を終えて病院を去ることになり、最後に挨拶をされた。その中で出てきた言葉が「挑戦こそ大事」。その言葉自体は珍しいものでも、特別なものでもない。でも、なぜかその方が言うと、一つひとつの言葉が胸に刺さってくる。言葉ってその場で生まれるものじゃなくて、それまでの積み重ねで重さが決まる。普段どう関わっているか、どういう姿勢で仕事をしているか。そういう日々の積み重ねが「信用の残高」みたいなものになっていて、その上に乗った言葉だからこそ、シンプルな一言でも心に入ってくる。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~異動の本質について話してみる~

今日は「支援の継続と異動」について。以前勤めていた包括では、異動がかなり頻繁にありました。早ければ1年ほどで担当が変わることもあって、そのたびに利用者さんから「やっと慣れたのにまた変わるの?」と。関係ができてきたところで離れる。また一から関係を作る。一方で、関係が長く続きすぎることにもリスクはあります。「言わなくても分かるだろう」「これくらいならいいか」。信用と、なれ合いは紙一重。「いつ異動になるかわからない」という不確定さが、支援者側の熱を削ることもある。支援において大事なのは「どれだけ長く関わるか」ではなく「その時間がその人にとって意味があるか」。異動は災害のように発生するものではなくて、戦略として落とし込めるかどうか。
考え方の話

ケアマネのひとりごと ~「知らないと損をする」身をもって知った話~

今日は少しストレートに、「知らないと損をする」という話を。こういうことを書くと、冷たいとか厳しいとか思われるかもしれません。でも私はむしろ、これは優しさなんじゃないかなと思っています。ドラマの「ドラゴン桜」や「女王の教室」でも、この世の中は、頭のいい人や権力者にとって都合よくできているという話が出てきます。極端に言えば、「知らない人が損をする世界」。昔、Wi-Fiルーターを初めて買ったとき。知識がなかった私は、店員さんに言われるがままに購入して、見事に在庫処分を引き当てました(笑)。知らないというのは、ただただ自分が損をするだけ。知らない人は、守る手段を持っていない。知ることって、自分や大切な人を守ることなんだな。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~なんとなくやってるが一番怖いって話~

仕事をしていると、「なんとなくそうしてる」っていう場面、結構ありませんか。でもこの"なんとなく"、実は一番怖いなと思っています。今日は「決まりには理由がある。でもその理由を知らないままやることの危うさ」について。例えば、ケアプランの作成日。これは担当者会議の日と合わせるのが原則。なぜかというと、会議の前のケアプランはまだ「原案」であって、利用者や事業所の確認・了承を経て、初めて「本プラン」になるから。ケアマネの仕事って、流れでできています。この流れを知らないと「なぜ日付や時系列が大事なのか」そこが分からないままになります。ルールって、縛るためにあるだけじゃなくて、自分を守るためにあるもの。
考え方の話

ケアマネのひとりごと ~世界をコントだと思う~

昔、兄に「職場の嫌な奴は蟻だと思え。蟻にイライラしないだろ?」って言われたことがあるんですけど、実はこれ、いまだにあまりピンと来なくて(笑)。一方で、昔からこういう考え方、よく聞きますよね。「世界をコントだと思う」ていう考え方。例えば職場に入る前に「コント 嫌な職場」って心の中で言ってみる。そうすると、理不尽なことが起きても心の中で「なんでやねん!」ってツッコめる(笑)。イライラがそのまま溜まるんじゃなくて、ちょっと笑いに変わる。イライラする時って、どうしても主観になってる。「なんで自分ばっかり」とか。でも、ちょっと引いて客観的に見るだけで、見え方がだいぶ変わる。要は自分をキャラ化する。
福祉の話

ケアマネのひとりごと ~責任ってどこから来るんだろうという話~

今日は「責任ってなんだろな」というテーマで。仕事をしていると、必ずどこかに責任って発生しますよね。でもそもそも責任ってなぜあるのだろうか。たぶん、責任って誰かを困らせないため。極端な話、この世に自分一人しかいなければ、責任なんていらない。誰にも迷惑をかけないし、誰にも影響を与えない。家族がいれば「守る責任」が生まれる。ペットを飼えば「世話をする責任」が生まれる。仕事をすれば、契約や資格に基づく責任が発生する。つまり、誰かと関わることを選んだ瞬間に、責任はセットでついてくる。せっかく自分で選んできた道なら、その中での責任は、ちゃんと引き受けて歩いていきたいなと。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~ホスピタリティとプラスα~

ホスピタリティという言葉は、語源はラテン語の「hospes(ホスペス)」から来ているそうで、「客」「訪問者」「異邦人」を指すそうです。 客などを迎え入れてもてなすことが美徳とされていたようで、現代のホスピタリティもここからきているのだとか。英語の「hospitality」は、「親切なおもてなし」や「心のこもった接遇」を意味しているようです。日本では一般的に「相手を思いやり、期待以上の満足を提供しようとする姿勢や行動」といった意味で使われることが多いです。
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