【体験談】ケアマネの独立までの道~その1~

事業の話

こんにちはまんぷくです(●´ω`●)

このブログでは主に筆者のケアマネとしての考え方や、その他ただの雑談(笑)等で殆どを埋め尽くされていますが

ここいらで一つ、ドキュメンタリーブログを始めたいと思います。

もともとプロセスエコノミー(出来上がるまでの手順を商品とする考え方)が流行ってた時に、

まんぷく
まんぷく

起業する際には自分もやってみようかな・・・

とかはぼんやりと思っていたのですが、いざほんとに立ち上げの準備に取り掛かってみると、

参考になる資料が少ないのなんの💦本当に困ったんです。

こりゃプロセスエコノミーうんぬんとかじゃなくて、本当に立ち上げをしたい人がその時その時の一瞬で困らないように、細かい時系列で、リアルタイムに書いていった方が良いなって思ったんです(●´ω`●)

なので、これを書いているのはR6,10/14現在。準備しだしてからはちょっと時間が経っていますが、まだほやほやの状態なので、スタートからゆっくりシリーズものとして書いていきたいと思います。

この記事をきっかけに、組織の中でのケアマネに疲れ果てた方々が新しい選択肢として、どうか前向きに歩み始めることができるよう願っております。

まんぷく
まんぷく

この記事を書いている私について
福祉職歴約20年。施設ケアマネと居宅ケアマネ、地域包括でのケアマネ経験を経て、現在は居宅の主任ケアマネとしてご自宅に住まわれているご利用者様方の支援をさせていただいております

ではいきます♪

はじめに

まず、立ち上げをする私の話をしていかないといけないかなと思います。ざっと簡単に

・福祉課の高校で卒業時に介護福祉士の資格を取る
・特養を2年経験
・精神科病院8年経験(その間にケアマネの資格取得)
・施設ケアマネ1年
・居宅ケアマネ3年
・地域包括6年(現在)

といった感じです。要は高卒で介護10年、ケアマネ10年の39歳です。家庭持ちです🍀
上記の経歴は14歳の頃に考えた人生プランで、大体道筋は外れることなく計画的に進めてます。

福祉関係で事業を立ち上げようとは20代のころから考えていて、35歳の頃からSEの兄と一緒に具体的なサービスを練ってきました。まだ形にはなっていませんが・・・。

なので、立ち上げ前提で勤めてきたので”この人、力になってくれそうだな”という人は密かに声をかけて仲間をどんどん増やしてきました。

なので顔の広いヘルパーさんや、福祉用具の方々、施設紹介の方や、不動産に強い人、ケアマネさんや地域包括の方々など10数名の人たちに支援を頂く準備ができています。

本来は、兄との新サービスを立ち上げるために作ってきた人脈ですが、そのサービスを実現するためにもまずは自分のフィールドが必要となり、この度居宅介護支援事業所を立ち上げて自分のフィールドを作り、そこから新サービスを立ち上げていく次第です。

というのがまず土台です。この土台があるからこそ、独立ができると判断したというのもあります。

ではここから準備の話をしていきたいと思います♪

令和6年3月 独立の決意

兄との新事業を進めていく中で、今の地域包括に勤めながら別の事業のことをするというのは、どう考えても困難を極めるものでした。

そもそも地域包括という属性上、市に委託されているものとして副業やその他の活動を行う事は許されません。なので、副業の可能な他居宅に転職しケアマネ業務と新事業のサービスを両立させるのはどうか?という選択肢をその時は選びました。

実際に転職活動をし、面接もしたのですが後々になって”副業は許可していない”などの話を聞き、面接した事業所は断ることに。というかそもそも、そんなことを許す事業所なんてあるのか?自分のところの事業に全力集中してほしいと管理者や社長は思うに決まってる。
そういった疑問が頭を過るようになりました。

そしてもう一つ、「これからの介護業界、このままじゃやばくない?」

そう、私が20代の頃に事業を立ち上げようと考えたきっかけにもなった大きな疑問も、その時同時に頭をぐらぐら揺らすのです。

団塊世代の後期高齢者化、ケアマネの減少、立て続きにサービス事業所の閉鎖・・・
国はケアマネに「担当枠数をたくさんあげるからこれでどうにかしてちょ」といって問題の見て見ぬふり・・・。そんなケアマネの平均年齢は徐々に上がり、今や平均55歳。

国は業務の簡略化という助け舟としてケアプランデータ連携システムやらオンラインモニタリングやら繰り出すが、サービス事業所の腰も尻も足も重く、もちろんそんな平均年齢だから簡単にDXなんてできやしない。助け船のつもりがより混乱を招いている。

・・・。うん、想定内だ。昔から日本という国は変わっていない。国にも事業所にも期待できやしない。

だったら自分で自分の事業所を作るしかなくない!?

と思い立ったのが3月でした。

令和6年4月 立ち上げの日を決める

まずはいつ立ち上げるか。ネットで見る限り、ケアマネの独立の準備期間は大体4カ月から半年くらいかかっている様子。そして何が必要か・・・簿記の知識、経営の知識・・・

経営の勉強は20代のころから学んでいたので少し気持ちに余裕がありますが、簿記の知識は全くわからず、イチから勉強を始めました。立ち上げまでに簿記3級を取ることを目標に。

また、自分は頭が決して良い方ではなく、物覚えはかなり悪い方です。その自覚もあり、準備には余裕を持っておこうと思いました。それらの事も踏まえ、通常の倍の期間、立ち上げは1年後、令和7年の4月に決めました。

幸い、本業の方では部署移動もなくそこまで精神的にストレスなく立ち上げの準備ができそう・・・かと思ったのですが、部署内にちょっと問題のある方がいて・・・
研修や新人指導、役員やその他諸々の仕事をその人の分まで頼まれることになり、通常の倍もの仕事量をこなさなければならなくなったのもこの年でした。なかなか難しいですね💦

そういうこともあり得るのがリアルです。

皆さんは働きながらの独立を考えていると思われますが、
①ケアマネの本業の方を軽くこなせている
②仕事が溜まっていない
正直なところ、これ位の状況、つまり余裕がないと同時進行は難しいかもしれません。

とまぁそんなこんなで4月も終わり、本格的に立ち上げの準備を始めだします♪

5月編はまた次回で(∩´∀`)∩

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