こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)
今日は、ケアマネの「更新制廃止」と、そこに対する現場の違和感について、少し踏み込んで書いてみようと思います。
正直、前向きな話にはなりません。結構毒を吐きます(笑)
でも、現場の感覚として「これ、噛み合ってないよね」と思っていることを、そのまま言葉にしてみますね
🧩 更新制は廃止。でも、何が変わった?
今回の制度改正で、
・ケアマネの更新制は廃止
・研修は引き続き義務として残る
・ケアマネの取得要件は実務経験5年 → 3年へ緩和
という流れになりました。
一見すると「改善」に見えます。
でも、現場の多くが本当に望んでいたのは
「更新制の廃止」ではなく、「更新研修の廃止」だったと思うんですよね。
研修は
時間がかかる。
お金もかかる。
内容は現場に直結しない。
その負担が、名前を変えただけでほぼそのまま残っている。
だから正直に言うと、
「これ、結局なにも解決してなくない?」
という感覚を持っているケアマネは、少なくないはずです。
🏛 行政の思惑は、実は一貫している
感情論を抜きにして整理すると、行政側のロジックはかなり分かりやすいです。
・ケアマネ不足は深刻
・だから入口は広げたい
・でも質を下げたくない
・だから研修は残す
・財源は増やしたくない
・でも改革した感は出したい
結果として、
・研修は残る
・現場負担も残る
・処遇改善は条件付き(ICT導入)でわずか
・魅力向上策はほぼ無し
つまり、
「人が足りないから入口を広げる!でも評価も報酬も大きくは出せない、
無条件でいらっしゃい!」
この矛盾は一切変わってないなと
🚪 窓口を広げても、人は増えない
取得要件を3年に緩和すれば、ケアマネは増える。
理屈としてはそうかもしれません。
でも現実は、
・責任は重い
・クレームや訴訟リスクは高い
・研修負担は減らない
・報酬は大きく上がらない
・それでも社会的評価は高くない
これで「なりたい職業」になるのかなと。
私自身はケアマネは素晴らしい仕事だと思っていますし、胸を張って働いています。これからも続けていきたいです。
でも例えば介護職の人に「給料も減るし精神的負担や責任も増えるけど素敵な仕事だから魅力に感じてケアマネになってほしい」と言えるかどうかですよね。
入口だけ広げて、
中身(魅力・待遇・やりがい)を何も変えていない。
だから、
ケアマネは「増える前提」で制度は組まれるが
ケアマネになりたい人は「増えない」
という、ちぐはぐな状態がずっと続いているように見えます。
現にケアマネの平均年齢は年々上がっています。
これはどういうことかというと、新しい若いケアマネが増えず、既存のケアマネがどんどん年を取っているだけだからです。
💸 研修は、誰のためのものなのか
誰かが言ってた
「ケアマネからの搾取は、まだ名前がついていないだけの犯罪」
かなり過激な表現ですが、
それだけ研修に対する不信感が根深いのかなって。
更新しないと資格はく奪
更新は5~8万円もかかり88時間以上も拘束されます。にもかかわらず内容が非常に薄い。そして欠席は許されない。
そういった地獄的な状況が緩和されたのは喜ばしい事ですが、それでも研修は残すという意志は「正気か?」と思わざるを得ないんですよね。
もちろん、すべての研修が無意味だとは思いません。
でも、
・内容が変わらない
・現場の声が反映されない
・義務だけは消えない
これが続けば、
「質向上のため」ではなく
「ある一定の誰かが得をするための研修」に見えてしまうのも無理はないと思います。
🍂 おわりに
更新制が廃止されるのは本当に良かった
でも願われていたのは「更新研修」の廃止です。
現場は楽になっていません。
ケアマネ不足も、根本的には解決していません。
魅力が増えた実感も、正直ありません。
この制度改正で救われたケアマネが、どれだけいるでしょうか。
逆に、これで「ケアマネになろう」と思う人が、どれだけ増えるでしょうか。
更新制は廃止された。
でも、現場の負担構造は、ほとんど変わっていない。
それを「改革」と呼ぶのか、「先送り」と呼ぶのか。
少なくとも、現場にいる私には、後者にしか見えません。
現場と行政が噛み合っていない感覚だけは、今もはっきり残っています。
今日はそんなことを考えていました(●´ω`●)
★おまけ★
良いケアマネが「続けられない」と辞めていく現状、どうにかならないかなって日々思います。

