ケアマネのひとりごと ~第一印象と心の距離の話~

福祉の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)


ケアマネをしていると、避けて通れないのが“第一印象”。
今日はその第一印象と、少し変わった心理効果のお話です🍀


👂人生で一回は耳にする法則

「人は見た目が9割」なんて言葉を聞いたことがありますか?
心理学の世界では「メラビアンの法則」と言って、
第一印象は 見た目55%、声のトーン38%、話の内容7% で決まる、なんて言われています。

これ、接遇研修とかで2万回くらい聞いたことがあるやつですね(●´ω`●)

実際のケアマネの仕事でも、この「最初の数分」がとても大事。
というのも、初めての介護保険のサービスで
「謎の男あるいは女」
が家にやってきて
「謎の介護保険」
なるものを説明しに来るわけですから・・(笑)怖い怖い。
利用者さんやご家族は緊張しますよね。

謎のサービスに謎のエージェントたち・・・

もしそんな相手がきつい表情できつい口調でやってきたら、僕なら腰が抜けます。

だからこそ、こちらの姿勢や表情、声のトーンが
“安心できる人”と思ってもらえるかどうかの鍵になります。

利用者さんはね、敵じゃないことを知りたいんです(●´ω`●)

とはいえ、無理して愛想よくふるまう必要はありません。
大切なのは、“自分の誠意が伝わるように心から丁寧に話すこと”。
それが一番シンプルで、一番信頼につながります。


⚔第一印象にリベンジする方法

でも…緊張して顔がこわばってしまったり、
初回訪問で思ったように話せなかったり。
「うわ、失敗したかも」と落ち込むこと、ありませんか?

特に新人のころなんて、ご利用者さんよりケアマネの方が緊張していたりなんてあるあるですよね(笑)

そんなときに思い出してほしいのが、ゲインロス効果
心理学では「最初に悪い印象を持たれた人が、あとで良い行動をすると、
最初から良い印象だった人よりも高く評価される」という現象があります。

ヤンキーが猫に話しかけてたらなんかほんわかするやつです。
きっと僕が同じことしても変人扱いされるのに( ゚Д゚)

この考えで行くと、たとえば新人ケアマネが初回訪問で緊張して言葉がぎこちなくても、
次の訪問で「前回は失礼しました、今日はしっかり準備してきました」と
誠実に向き合えば、むしろその“変化”が信頼につながります。

そんなあなたは、いったんメラビアンの法則はそこらへんに置いといて、こっちのゲインロス効果を採用しましょう(‘ω’)

人は“完璧な人”より、“成長していく人”に心を動かされるものです。
だから、たとえ第一印象でつまずいても大丈夫。
“次”がある限り、あなたにはまだチャンスがあります。


🌸でも、そもそもの話

人間はもともと、一貫性のない生き物です。
優しいときもあれば、ちょっと冷たくしてしまう日もある。
でも、それでいいんです。
いや、それがいい。

ケアマネの仕事は、「人と人」との関係の中で成り立つもの。
最初から完璧である必要なんてありません。
緊張しているのはお互い様。
だからこそ誠意をもって、相手のためにできることを少しずつ積み重ねていけば、時間をかけて信頼は必ず育っていきます。

失敗しても二の矢、三の矢があるから安心してね(●´ω`●)てこと

大事なのは、うまくやることじゃなくて、
「どうしたら伝わるか」を考え続ける姿勢
その姿勢こそが、いつか相手の心を動かし
ケアマネとしても成長し
第一印象さえも上書きしていく力になるはずです。


👣 おわりに


第一印象は確かに大切です。
なのでそこに全力を注ぐ事は間違いありません。

でも、それがすべてではありません。
そこで失敗して絶望するのではなく、うまく巻き返せば逆転ホームランも打てる⚾

大切なのは「相手に誠意を届けよう」とすること。

それを続けていけば、
たとえ最初の一歩がぎこちなくても、
最後には“信頼されるケアマネ”になっているはずです。

★おまけ★
三の矢を絶賛募集中です

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