ケアマネのひとりごと ~異動の本質について話してみる~

事業の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

今日は少し、
「支援の継続と異動」について考えてみようと思います。

ケアマネをしていると、
「やっと関係ができてきたな」と思ったタイミングで
担当が変わることってありますよね。

あれ、結構しんどいんですよね。

利用者さんにとっても、支援者にとっても。

でもこれ、単純に「悪いこと」とも言い切れない。

今日はそんな、
ちょっとモヤっとするテーマを掘ってみます。

🧠 異動が当たり前の環境

以前勤めていた包括では、

異動がかなり頻繁にありました。

早ければ1年ほどで担当が変わることもあって、

そのたびに利用者さんから

「やっと慣れたのにまた変わるの?」

と言われていました。

苦情というほどではないけど、

やっと信頼してもらえて、

生活のことを話してもらえて、

こちらもその人のことが分かってきたと思った頃に担当が変わり、

またゼロに戻る。

まぁ、いい気はしませんよね(;´・ω・)

🧩 継続できない支援の違和感

関係ができてきたところで離れる。

また一から関係を作る。

これを繰り返していると、

「これは本当にその人のためになっているのか」

そう思うこともありました。

ただこれも、

支援者側の目線であって、

経営側からするとある意味では当然の仕組みでもあるんですよね。

🌀 継続しすぎるリスクもある

一方で、

関係が長く続きすぎることにもリスクはあります。

  • 「言わなくても分かるだろう」
  • 「これくらいならいいか」

そういった**”なれ合い”が生まれることもある。**

本来あるべき関係性から、

少しずつズレていくこともある。

信用と、なれ合いは紙一重なんですよね。

これもまた良くも悪くも働くものだと思います。

🤔 結局、何が大事なんだろう

じゃあ、

異動は良いのか悪いのか。

なれ合いはダメだけど、

すぐに人が変わる環境では本音は話しにくい。

やっぱり本音を引き出すには、信頼関係が必要で、そのためには時間も必要です。

ただ一方で、

支援者と利用者の関係である以上、近づきすぎない距離感も必要。

踏み込みすぎないという意味での、

“線引き”も大事になってくる。

このあたりのバランスは、

本当に難しいところです。

🌀 不確定さが熱を削る

もう一つ思うのが、

「いつ異動になるかわからない」という不確定さ。

これが、

支援者側の熱を削ることもあるんじゃないかと。

「どうせ自分はいずれ離れる」

そう思ってしまうと、

どこかでブレーキがかかる。

(どうせもうすぐ異動だし、次の人に任せたらいいか)

もしそうなればそれは支援の質にも影響してしまう。

これは完全に、支援者側の問題でもあります。

🎯 支援と継続の関係

結局のところ、

支援において大事なのは、

「どれだけ長く関わるか」ではなく、「その時間がその人にとって意味があるか」

なんだと思います。

短くても濃い関わりもあるし、

長くても浅い関係もある。

人によって、

合う関わり方も全然違います。

最低限の関係でいい人もいれば、

ある程度踏み込んだ関係を求める人もいる。

支援者側も同じで、

距離を保つタイプもいれば、

しっかり入り込むタイプもいる。

🧩 表と裏の話

組織として見れば、

人の定着はリスクでもあり、

異動はメリットでもある。

個人として見れば、

関係が途切れるストレスもあれば、

離れられることで楽になることもある。

利用者側も同じで、

「変えてほしい」と言えないケースもあれば、

期間が決まっている方が楽だと感じる人もいる。

実は全部が、表と裏の関係なんですよね。

🧠 最適解はひとつじゃない

これらをすべて踏まえると、

「異動が正しい」とか

「継続が正しい」とか

そういう単純な話ではなくて、

たくさんの条件や状況の中で、その時の最適解を探していくしかない。

ただ、全部がコントロールできないわけでもないと思っていて。

職員の傾向って、ある程度見えてくるものですし、
普段からの関わりがあれば、
どんな環境でパフォーマンスを発揮しやすいのかも、
少しずつ分かってくるはずなんですよね。

個人の側でも、
利用者さんとの関係性について
もう少しオープンに話せる環境があれば、

「このケースは担当を変えた方がいいかもしれない」
みたいな判断も、
もっと自然にできるのかなと思います。

異動って、
どこか“突然起きるもの”として扱われがちですが、

本当はもっと、
意図を持って動かせるものなんじゃないかと。

災害みたいに発生するものではなくて、
ある程度は“戦略として扱えるもの”

そこが大事なポイントなんじゃないかなと、
個人的には思っています。

🍂 おわりに

今は独立して、

異動のない環境で働いています。

これはこれで、

腰を据えて関われる安心感があります。

でも同時に、

距離の取り方や関係性は、自分で考え続けないといけない。

結局どの環境でも、

答えはひとつじゃないんですよね。

そんなことを、

ふと思ったりしました(●´ω`●)

★おまけ★

いろんな自治体でいろんな環境で、それぞれのルールを知ることは私にとって結果的にプラスに働いています。

きっと一つの場所しか知らなければ多角的に柔軟に考えられず、もっと凝り固まった思考だったのかなって。

まぁ結果論ですけどね(●´ω`●)
異動は死ぬほど嫌いでした(笑)

タイトルとURLをコピーしました