ケアマネのひとりごと ~人はなぜ、他人の失敗には厳しいのか~

考え方の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

【基本的帰属の誤り(Fundamental Attribution Error)】っていう言葉をご存じですか?

これは、

他人の行動を見た時に、その人を取り巻く状況や環境よりも、「その人の性格や人間性が原因だ」と考えてしまいやすい

という心理的な傾向です。

例えば、誰かが遅刻してきた時。

「何か事情があったのかな?」

よりも、

「時間にだらしない人なんだな。」

と、その人自身に原因を求めてしまう。

こういうことって、結構ありますよね。

さらに、これに近い概念で「行為者―観察者バイアス」というものもあります。

こっちも面白くて、

自分が遅刻した時には

「バスが遅れたから。」

と状況のせいにするのに、

他人が遅刻すると

「だらしない人だから。」

と考えてしまう。

人間ってかなり都合よくできてる(●´ω`●)

これって仕事中でも全然あることだなと思っていて

例えば同僚が他人には厳しいクセに自分には甘い、
「えっそれあなたが言うの?」
みたいなことってありますよね。

でもこれって悪意があるというより、人はそういう思考になりやすいものだと、俯瞰して考えることが大事です。

さらに言うと、デイに行きたくないという人がいた時に

「この人は気まぐれだから」と、支援期間が長く、その人のことをよく知っている人ほど、つい「性格の問題」にしてしまうことがあります。

でも実は、そこには環境や体調など、別の要因がある可能性も考えなければなりません。

ひょっとしたら夜寝付けなかったとか、
眠剤が効きすぎててまだ身体に残っているとか、
便秘で体調が悪いとか

なので

「この人はこういう人」ではなく、
「この状況で、なぜこういう行動になったんだろう」

とまで深掘りしていくことは、対人支援においては特に大事です。

僕も時々、自分の支援を振り返るようにしています。

「自分はちゃんとできている。」

そう思っている時ほど、一度初心に帰って考えてみる。

だって僕自身も当然、自分に都合よく物事を考える人間の一人ですからね(笑)

でも時には、都合よくとらえることも大事です。
相手がルールを守らない事だってありますからね(笑)

社会に出ると精神衛生上、都合よく解釈しなければならない場面もあります。

ですが、大事なサインを見落とさないように、
決めつけず、その人の周りまで考えられる支援者でありたいですね(●´ω`●)

★おまけ★

とはいえ、自分を美化したり正当化しないと生きていけない世の中ですよね。

だから時々自分を褒めながら

同じ分だけ周りに

「よく頑張ってるね」

と相手の心や環境に矢印を向けて行きたいですね。

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