こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)
一人ケアマネをしていると、色々な依頼を受けます。
送迎。
買い物代行。
家族問題の調整。
介護保険外の書類作成。
いわゆるシャドーワークですね。
本来の仕事外の依頼です。
もちろん、ケアマネとして必要な調整は行いますし、基本的には正しい機関へ繋げるようにしています。
ただ「あのケアマネはやってる。その人はしてくれない」
そういった声がなかなか絶えないんですよね・・・🤔
目次
🌱 喜ばれることと責任を持つことは違う
昔から少し違和感がありました。
何でも引き受けるケアマネが評価されることです。
もちろん利用者さんやご家族は助かると思います。
依頼した側からすれば、とてもありがたい存在でしょう。
でも私はいつも思っていました。
「それって誰が責任を取るんだろう?」と。
契約に書かれていないこと。
介護保険制度の中で担保されていないこと。
そういったことを善意だけで引き受けることに、どうしても違和感があったんですよね。
喜ばれることと、責任を持つことは別です。
むしろ私は、「それはケアマネの役割ではありません」と説明できるケアマネの方に信頼を感じていました。
なぜなら、自分の役割と責任範囲を理解しているからです。
☕ 「何もしないケアマネ」と言われたこともある
以前、「何もしないケアマネですね」と言われたことがあります。
当時も今も、その言葉自体は特に気にしていません。
ただ今振り返ると、
その方が悪かったとも思っていません。
利用者さんからすると、
「困ったらケアマネに相談する」
しかないことも多いからです。
また私自身の説明不足もあったのかもしれません。
ただ一方で、
ケアマネが引き受けるべきことと、
他の仕組みで支えるべきことは分けて考える必要があります。
💡 一件を見るか、全体を見るか
例えば受診同行。
目の前の一件だけを見ると、「連れて行ってあげたらいいじゃない」という話になります。
確かにそうです。
でも利用者さんを60人、70人担当していると話は変わります。
受診同行に2時間かかれば、その間にできたはずのモニタリングや連絡調整が後回しになる。
つまり目の前の一件を助けることで、別の利用者さんへの支援が遅れる可能性もあるんですよね。
平等に全担当利用者へ同じ支援をしようと思ったら、体がいくつあっても足りません💦
そうなると、
対応できる人とできない人が出てくる。
結果として支援の質にばらつきが出てしまうんですよね。
一方で、本当に受診が困難で経済的にも物理的にもつなぐ先がない事があります。
そういう時のために、ただ点と点を結ぶだけの業務ではなく、色々な点を集めて面としてサポートすることも必要になってきます。
🍀 「やらない」ではなく「繋ぐ」
私は決してなんでもかんでも「やりません」と言いたいわけではありません。
むしろ逆です。
「私はケアマネとしてやるべきことをやります」という話なんです。
送迎が必要なら送迎の仕組みを考える。
受診同行が必要なら、その方法を一緒に考える。
医療は医療。
介護は介護。
福祉は福祉。
私は何でも引き受けるのではなく、必要なところへ繋ぐ。
それがケアマネの役割だと思っています。
🌿 これから人を雇うなら
これは一人ケアマネとして生き残るためだけの話ではありません。
私は常に「将来誰かを雇った時、この働き方をスタッフにも求めるだろうか?」と考えるようにしています。
仲間に必要以上のことはさせたくない。
優しい人ほど抱え込む。
真面目な人ほど無理をする。
だからこそ、やれることは最大限やる。
でも責任が持てないことは抱え込まない。
その原理原則は大切にしたいと思っています。
🍂 おわりに
一人ケアマネだから融通を利かせる。
ではなく、一人ケアマネだからこそ線引きを明確にする。
例えば
- 「介護保険で担保されているか」
- 「責任の所在が明確か」
- 「本人の福祉向上に直結するか」
などなど、ですね。
時間も体も限りがあります。
何事にも責任が伴います。
だから、できることは全力でやる。
でも責任が持てないことは引き受けない。
必要な支援は、それができる人や仕組みに繋ぐ。
私はそれが専門職としての責任だと思っています。
※もちろん「これって頼めることなの?」
って確認の意味で聞かれることは良いんですけどね。
「その内容ですとケアマネの役割を少し超えてしまうので、対応できるところを一緒に考えてみましょうか😊」ってこちらもお返しできますからね。
そういう確認はどんどんしていただいてOKです🍀
★おまけ★
できないことをできないと断るのにもかなりのカロリーを消費します。
できないことを分かったうえでごり押しで聞かれることもあるので、その時の訪問時と退室時とでは多分2キロくらい体重が減っていると思います💀
