こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によれば、人は1日に最大35000回も「選択」をしているようです。
凄いですよね。
どんな服を着ようか、どんな髪型にしようか
うちの奥さんは夕食後にいつも風呂に入るかはいらないか悩んでます。入ることは決まっているのになぜか選択肢を増やすムーブをしています(笑)
今日はそんな「選択」について話をしていきたいなと思ってて、
というのも、人って「自分で決めた」と思いたい生き物らしいです。
これ、心理学では「自己決定感(self-determination)」なんて言われたりするそうで。
簡単に言うと、
- 人は”やらされる”と苦しくなりやすく
- “自分で選んだ”と思えると納得しやすい
っていうことらしいんですね。
🧠 正しいことを言ってるはずなのに…
ケアマネをしていると、
「いや、それ絶対こうした方がいいやん💦」
って場面、結構あります(笑)
例えば、デイサービス。
家族さんも、
「家に閉じこもってるし行ってほしい」
ケアマネも、
「活動量増えた方が良さそう」
周りから見たらどう考えても行った方が良い。
でも本人は嫌がる。
すると周囲は、
「なんで!?こんなに良い提案なのに!」
となりますよね。
でもこれって、
単なる頑固とかではなく、
“自分で決めたい”
という気持ちが関係してるのかもしれないなと。
🌱 「決めさせられる」は苦しい
人ってたとえ正しいことでも、
「こうしなさい」
を強く押されると、
不思議と反発したくなることがあります。
心理学ではこれを、
「心理的リアクタンス」
と言うらしいです。
自由を奪われそうになると、人は本能的に抵抗したくなる。
なるほどなぁ(●´ω`●)と。わかるわかる(笑)
だから支援でも「デイ行きましょう!」
と提案ばかりするのではなく
まずは決めつけから離れて
「どういう生活がしたいですか?」
から始める方が結果的に本人が動きやすかったりするんですよね。
“やらされたこと”って続きにくいじゃないですか。それが言い訳にもなるし。
でも”自分で決めた”と思えることは、意外と頑張れたりしますよね。
これって支援だけじゃなく、
勉強も、仕事も、ダイエットも、
結構なんでもそうなのかもしれませんね🤔
🧩 思春期の娘を見ていても思う
これって高齢者だけじゃないなと思っていて。
うちの娘も現在高校一年生。
思春期真っ只中です💦
よくあることなんですが、娘の話を聞いたうえで
「いや、それこうした方がいいんじゃない?」
って言ってしまうんです。つい。
頼まれてもないのに、私バカなんで(笑)
勿論、こんな助言は、
基本的にスパッと切り捨てられます(´・ω・`)
まぁ、そりゃそうなんですよね。
父親の決めた道を歩きたいわけじゃない。
- 自分で悩んで
- 自分で決めて
- 自分で答え合わせをしたい
それが多分、人間なんだと思うんです。
🌊 高齢者だって同じ
そしてこれって、
高齢者支援でもかなり大事な視点な気がしています。
年齢を重ねると、
- 身体の自由が減ったり
- 自信を失ったり
- 仕事を辞めて社会からも少し離れていく
できないことが増えていく。
だからこそ逆に、
「誰かの思い通りの人生にはされたくない」
という気持ちも強くなる。
今まで生きてきた歴史が、
その人の頭にも、
身体にも、
人生にも刻まれているわけですからね。
だから私たちがすべきことって、
“答えを出すこと”
ではなく、
“一緒に答えを考えること”
なんじゃないかなと思うんです。
そして最後は、
本人自身が答えを出す。
そこを大事にしたい。
☕ 正解より納得
支援ってつい”正解”を探したくなります。
でも実際、人って、
“正しい人生”
なんかどうでもよくて、
“自分で選んだ人生”
を歩きたいのかもしれません。
もちろん支援者としては危険が大きい時は止めないといけないこともある。
でも全部をこちらが決めてしまうと、
その人の人生じゃなくなってしまう。
だからこそ、
悩みながらでも、
遠回りしながらでも、
「自分で決めた」
と思えることって、
実はかなり大事なんだろうなと。
🍂 おわりに
何かを決める時は
“正解”を求めるというより、
“納得”を求めている。
そんな気がしています。
だから支援者も、
正しい答えを押し付けるより、
一緒に考えながら、
本人が「これでいこう」と思える形を探していく。
それが大事なのかもしれませんね(●´ω`●)
★おまけ★
私はよくナッツを食べるのですが、体重のコントロールとしては不正解ですが、そんなことよりも「ただ食べたい」という納得どころか本能のままに食べてます(●´ω`●)
