こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)
今日は「再現性」について、少し整理して書いてみようと思います。
最初に一つ、前提をはっきりさせておきますね。
前回の記事で
「だれでも同じクオリティを出せる仕組みを作りたい」
と書きましたが、これは居宅介護支援事業所におけるケアマネジメントの話 です。
今回書く「再現性」は、
起業や経営における再現性 の話で、
この二つはまったく別物だと考えています。
目次
🎲 なぜ「再現性がない」と書いたのか
前回、
自分の経営の仕方について「正直、再現性はない」
というような表現をしました。
それはなぜか。
理由はシンプルで、
起業や経営は「運」と「環境」の振れ幅があまりにも大きい
からです。
仮に、
私とまったく同じやり方をしても、
10人中10人が同じ成果を出すことは、まずありません。
正直に言えば、
5人もいないかもしれない。
そういう意味で、
「再現性がない」と書きました。
📣 開業初月の動きは「理屈として」こうだった
例えば、私の開業初月(4月)の動きです。
- 開業初月は、ひたすら営業
- それ以降は「待ち」のスタイル
この動きには、ちゃんと理屈がありました。
- どこから依頼が来るかは分からない
→ 担当したいエリアには一通り挨拶をしておく - 相手も限られた時間で働いている
→ むやみやたらに何度も営業しない⇒迷惑&印象が悪くなる
この考え方自体は、
それなりに筋が通っていると思っています。
🏥 でも、結果は思った通りにはならない
実際どうだったかというと、
- 病院からの依頼は意外と少ない
- 包括からの依頼が最も多い
- サービス事業所からも一定数の紹介があった
という結果でした。
ここから言えるのは、
- 包括には、やはり挨拶しておいた方がいい
- ただし、遠いエリアまで挨拶すると
→ かえって「断る案件」や「広くなりすぎて動きの効率が悪くなる」といったデメリットが増えることもある
ということ。
さらに、
サービス事業所からの紹介も、
あいさつ回りをしたからこそ
生まれたご縁だと思っています。
でも、これらはすべて
自分ではコントロールできない要素 です。
自分の判断ではなく、相手の判断による紹介なので。
もっと言えば「営業の仕方による影響の”紹介”なのか判断が難しい」ということです。
だからこそ、
「経営には再現性がない」と感じるわけです。
🔁 それでも「再現できること」はある
一方で、
再現性があると感じている行動もあります。
それは、
いただいた依頼に対する“動き方” です。
私は、基本的に
どの依頼も引き受けてきました。
それこそ
「今すぐ来てほしい」
「ちょっと大変なケース」
といった依頼でも、
可能な限りすぐ動くようにしていました。
🤝 返報性の法則という視点
心理学に
「返報性の法則」というものがあります。
人は、
自分が大変なときに助けてくれた相手に対して、
「恩返しがしたい」
「この人とは、今後も良い関係でいたい」
と感じやすい、という考え方です。
正直に言えば、
大変なことも少なくありませんでした。
でもそこからの紹介も大きく増えました。
結果として、
経営は比較的安定してきたと感じています。
⚠️ ただし、これは「正解」とは言い切れない
ここは大事なところなので、
ちゃんと書いておきます。
私は、
「急な依頼を断った場合」の
ABテストをしていません。
つまり、
- 断っていたらどうなっていたか
- 無理をしなかった場合の結果
このデータは、持っていません。
だからどうしても、
自分の行動を肯定的に見るバイアス
がかかっている可能性は否定できません。
それでも、
「自分はこう動いてきた」
という事実と感覚は、
今のところ一致していますし、
「この度はお世話になったので、またケースの紹介をさせてください」
といったやり取りも実際にはあったわけです。
🧭 再現性があるのは「コントロールできる部分」
この記事で一番伝えたいことは、
ここです。
- 顧客が来るかどうか
→ 運や環境の要素が強い - 来たときに、どう対応するか
→ これは自分で決められる
コントロールできないことに、再現性はない。
でも、
コントロールできる行動には、ある程度の再現性がある。
私は、
この「対応の積み重ね」が、
次の流れを呼び込みやすくすると
経験的に感じています。
なのでこれらの仕組化が大事になってくると思う訳です。
🍀 おわりに
起業や経営には、
どうしてもリスクがあります。
「確実にこうすれば成功する」
なんて言えることは、正直ありません。
それでも、
- 何が運で
- 何が自分の選択なのか
これを切り分けて考えるだけで、
不安の質は変わると思っています。
この記事が、
運やまぐれという言葉に振り回されず、
自分でコントロールできる部分に
目を向けるきっかけになれば嬉しいです🍀
★ おまけ★
再現性って言葉、少し前まではすごく嫌いだったんですよね。
その理由が「業務における再現性」という観点だったから。
【皆が等しく誰が誰にでも同じケアができるように、少しレベルを落として皆でラインを合わせる。誰かが突出したケアをしてしまうとそれが当たり前と思われても困るから。】
理屈はわかるんですが、それで介護業界良くなるん?って思ってたからかな。もちろん独りよがりなケアは良くないけどね💦
そこを仕組とかでカバーできないもんかなって。
まぁ自分の中ではまだこの答えは出ていないんですよね(●´ω`●)

