心が折れそうなときに読むべきオススメ小説4選

雑談

こんにちは、まんぷくです(●´ω`●)

今日はちょっと趣向を変えて、おすすめの本について語っていきたいと思います。

福祉や医療関係の仕事ってストレスが溜まりますよね💦ご利用者や家族からの不当な要求や上司や同業者からの無理難題。医療福祉の仕事を選んだ心優しい皆様は、きっと心をすり減らしながら日々頑張っていることでしょう。

そんな時はふと現実から離れ小説の世界にでも浸ってみてはいかがですか?実際に私も精神的に疲れたときは読書量がかなり増えます💦
読むペースはかなり遅い方で大体週に2冊くらいあらゆるジャンルの本を読んでますが、疲れた時は1~2日位のペースで1冊を読み上げ、極力現実に帰ってこないようにしています(笑)

因みに私の読書スタイルは、基本的にはkindle派で、気に入ったらさらに本まで買っちゃうタイプです(●´ω`●)
kindleメインなのは仕事の休憩中や空き時間に5分からでもさっと読めるからです♪でも小説はやっぱり紙媒体の方がしっくりきますね。コーヒーを飲みながらゆったりどっぷりとページをめくっていく感覚はたまりません♪

というわけで、本日は最近私が読んだ本の中でも特に「心が折れそうな時に読むべき4選」を紹介していきますね♪要は「救われる本」をチョイスしたわけです( *´艸`)

気になるものがあれば是非手に取って心癒されてください。

 ※ネタバレなしでお伝えしていくつもりです!

汝、星のごとく

まず一つ目は凪良ゆう先生の「汝、星のごとく」です。

これはAmazon等のコメント欄にも「全ての人に薦めたい」と多くのレビューで書かれています。私自身も胸を張ってそう言い切れます。というか小説好きであればもうすでに皆さん読まれているのではないかな?といったくらい読むべき愛される小説と言えるでしょう。

主人公の二人に課せられた壮絶な運命と、それでも自分の足で頑張って、頑張って、なんとか進んでいこうとする姿には涙なしにはページをめくれません。辛い背景があるからこそ、闇が潜んでいるからこそ輝けるその微かな光には、きっと多くの人が自分の境遇と重ね合わせ共感し、「私も頑張ろう」と読了後には感じずにはいられないことでしょう。

「汝、星のごとく」では世間でよく話題になる「親ガチャ」や「毒親」、「ヤングケアラー」や「LGBT」などについて考えさせられる場面が多くあります。まぁなんせ重い(笑)でもその重さが良いんです。物凄くリアリティがあるので、きっとこの世界のどこかで誰かが彼女たちのように苦しんでいるのだろうと想像してしまいます。価値観を養うといった意味では単に読み物としての小説だけに留まらず、教養としてぜひ中学生以上のお子さん等にも勧めてあげてもいいのかなと思います。

あと本当にこれは個人的な感覚なのですが、湊かなえ先生の「Nのために」を読んだことがあったり、ドラマを見たことがある人にもある意味でおすすめです。勿論どちらも素晴らしい作品なのですが途中までは主人公たちに少し似たような境遇を感じさせられます。ですが途中から展開が全く異なるので「Nのために」のif作品のように妄想して読んでも面白いです。希美ちゃんと成瀬君があの島からもし出なかったらどうなっていたか・・・といった感じで( *´艸`)
重ねてお伝えしますが、私はどちらの作品も無茶苦茶大好きです!

「わたしは愛する男のために人生を誤りたい」

作中で一番心に響き、涙した一文です。
是非皆様もハンカチを用意し一読してみて下さい

星を編む

二つ目も同じく凪良ゆう先生の作品で「星を編む」です。

これは「汝、星のごとく」の続編というかスピンオフのような作品で、前作で語られなかった編集者たちや北原先生の背景などを描かれた作品です。汝、星のごとくが既に重厚濃厚な作品だったので正直すでにお腹いっぱい感はあったのですが、いざ読んでいると「あっ、あの時そういうことだったか!?」と、白黒の背景に鮮やかな色彩が加えられていくような感覚を覚えました。

個人的には植木さんと二階堂さんの関係性というか距離感が凄い好きです(●´ω`●)

そして、この「星を編む」ではそれぞれの関係性や想いにはっきりと答えが出ます。
暁美にとって櫂が煌めく火花なら、北原先生は・・・

その答えは是非本編を読んで

「なぁ、暁海。俺らはなんやかんや幸せやったんちゃう?」

ナミヤ雑貨店の奇蹟

心が病んでる時、しんどい時は現実逃避をするのが一番!

てなわけで続いては東野圭吾先生の「ナミヤ雑貨店の奇蹟
東野圭吾先生の作品はどの作品も素晴らしいのですが、今回は心が病んでる時に読む本として「少年たちの不思議な一夜の話」というのが治療薬として適切と判断しエントリーさせていただきました。

訳アリの三人組の男の子が逃げ込んだその雑貨店に、ふと一つの手紙が届くところから話は動き出します。

少年たちは手紙に対し返信文を書くわけですが、それがまぁ酷いのなんのΣ(゚Д゚)
正直見てらんない文章だったりするのですが、それはそれで面白くて飽きずに読み進めることが出来ます。話は一つの軸にそって展開されますが、各章ごとにメインとなる人物がいて、一見それぞれは関係のない人々に思えるが、最後には線としてつながるという流石の東野圭吾先生といったところでしょうか。感動しました。

私はこの本を中学生の娘にプレゼントし楽しく読んでくれたようです。
辛い時こそ不思議な話に没入してみましょう♪

クスノキの番人

画像のプレビュー

続いても東野圭吾先生の作品「クスノキの番人」です。

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」とどっちにしようかなと悩んだ末、決められなくてどちらもエントリーさせました(笑)

この作品も素敵な不思議なお話で、ある日主人公の玲斗はクスノキの番人を任せられることになります。それがどんな意味を持つのか知らない彼は、ただ教わった通りに役目を果たしていくのですが、どうやらクスノキの木に参拝に来る人達にはある法則があることに気付き、その不思議な力を・・・

といったこれもその世界観に没入できる素敵な一冊でした。

クスノキの番人は続編が出ることが決定しているので、今からそれが楽しみで仕方ありません( *´艸`)
不思議な木の話。個人的にはトトロの様な世界観を想像しながら読んでいました。
※トトロも猫バスも出てきません(笑)

おわりに

いかがだったでしょうか♪

はじめはお勧めしたい本がたくさんあって10選にしようと思ったのですが「10個もあったらおすすめもくそもないな(笑)」「しんどいのにそんなにたくさん読めるかい」と思い、色々考えた結果4選となりました。

どんな本を読むかによって勿論異なるとは思うのですが、小説を読むと色んな価値観や世界観を脳で感じることができます。
一方で辛い時や悲しい時というのは自分の世界の海で溺れている状態です。がむしゃらに動いてもより沈んでいくだけ。浮き輪を投げてもらったり、手を引っ張ってくれたりするのが読書の役割でもあります。一度助けてもらい冷静に見つめなおせば海で溺れずに過ごせるかもしれません。

色んな世界があります。あなたは一人じゃない。

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