ケアマネのひとりごと ~独立したい。でも融資が怖い人へ~

事業の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

独立を考えている方と話をしていると、

「独立したいけど、融資を受けてまでやるのは怖い。」

という話を聞くことがあります。

分かります。

融資って、もっと分かりやすく言えば「借金」ですからね(笑)

例えば友人なんかに、

「独立する時に融資を受けたんよ。」

と話すと、

「えっ、借金背負ったん?」

みたいな反応をされることがあります。

いや、まぁそうなんです(笑)

別に間違ってはいません。

僕自身も独立する前は、

借金=お金が足りないから借りるもの

というイメージが強かったように思います。

でも、独立するために簿記を勉強したり、事業計画を作ったり、お金の流れを考えたりするようになって、この感覚が少し変わりました。

今の僕にとって融資は、

「一歩先へ進むためのお金を前借りする」

という感覚に近いです。

例えば、独立するために300万円必要だったとします。

「借金は怖いから、まず300万円貯めよう。」

もちろん、それも一つの方法です。

でも毎月5万円ずつ貯めるなら、300万円貯まるまで5年かかります。

その5年間を待ってから独立するのか。

それとも300万円を借りて今独立し、その5年間で事業を育てながら返済していくのか。

そう考えると、

「借りない=安全」

とも一概には言えないんですよね。

お金を貯めている間にも、時間は過ぎていきます。

そう考えると融資には、

「時間を買う」

という側面もあるんだなと思うようになりました。

ただし、

「じゃあ借りられるだけ借りて、すぐ独立しよう!」

という話ではありません(笑)

未来のお金を前借りする以上、未来にそのお金を生み出せなければ、当然ただの負債になります。

だからこそ、僕は融資を考える時に、少なくとも次のようなことは考えておいた方がいいと思っています。

① 借りなかった場合に必要な「時間」を考える

例えば300万円。

その金額だけを見ると、

「300万円も借金するのか……。」

と思います。

でも、

「300万円を自分で貯めるには何年かかるのか?」

という見方もできます。

毎月5万円なら5年。

毎月10万円でも2年半です。

その2年半や5年を待つことで何を失うのか。

逆に、その期間を使って準備することにどんなメリットがあるのか。

借りるリスクだけではなく、

「借りずに待つ」という選択にも時間というコストがある。

まずは両方を比べてみることが大事なんだと思います。

② そのお金で「何か月買えるのか」を考える

300万円借りられた。

やったー!300万円あるぞ!

ではないんですよね(笑)

家賃も払います。

システム利用料もかかります。

社会保険料もあります。

自分の生活もあります。

もちろん返済も始まります。

じゃあ毎月必要なお金はいくらなのか。

売上がほとんどない状態でも、何か月耐えられるのか。

そして、その期間でどこまで売上を作る必要があるのか。

そうやって考えると、

300万円という「金額」ではなく、

「このお金で何をするのか、どれだけの時間を買えるのか」

と見られるようになります。

僕はこっちの方が、事業を考える上では大事なんじゃないかなと思っています。

③ 「うまくいかなかった時」も計算しておく

そして一番怖いのはここですよね(笑)

計画通りに利用者さんが増えなかったら?

黒字化するまで半年長くかかったら?

予想外の出費があったら?

未来なんて誰にも分かりません。

だから、

「うまくいけば返せる。」

だけではなく、

「想定よりうまくいかなくても、どこまでなら耐えられるのか。」

も考えておく。

ここまで考えて、

「これならいけそう。」

と思えるのか、

「いや、これは危ないな。」

と思うのか。

そこで初めて、融資を受けるかどうかを判断すればいいんだと思います。

もちろん、ここまで計算しても怖いものは怖いです(笑)

僕も独立する時、

「本当に利用者さん来てくれるんかな……。」

という不安はありました。

事業計画を作ったからといって、未来がその通りになる保証なんてありませんからね。

とはいえですね、
もし予定通りいかなくて、会社をつぶすことになっても資格がなくなるわけではなく、ケアマネは引く手あまたなので幸い再就職には困らないし、知り合いにももしもの際は引き取ってもらうように頼んでいました🤣

お金について勉強して変わったのは、

怖さがなくなったことではなく、何を怖がればいいのかが少し分かるようになったこと

でした。

昔なら、

「300万円の借金!怖い!」

だったものが、

今なら、

「その300万円で何か月耐えられる?」

「その間にどれくらいの売上が必要?」

「毎月いくら返済する?」

「計画より売上が少なくても大丈夫?」

と「300万の負債」より「300万の価値」について考えるようになりました。

だから僕は今でも、

「借金は怖くない。」

とは思いません。

普通に怖いです(笑)

でも、

「借金だから怖い」から、
「計算が成立していない先の見えない借金は怖い」

に変わりました。

もし独立を考えていて、

「融資を受けるのが怖い。」

と思っている方がいたら、

すぐに「借りる」「借りない」を決めなくてもいいと思います。

まず、

そのお金を貯めるには何年かかるのか。

そのお金があれば何か月の時間を買えるのか。

想定よりうまくいかなかった時に、どこまで耐えられるのか。

一度、数字にしてみる。

すると、

「なんとなく怖い。」

だったものが、

「この条件ならいけそう。」

あるいは、

「今はやめておこう。」

という判断に少しずつ変わっていきます。

融資を受けることが正解でも、

借りずに貯めることが正解でもありません。

自分の事業計画にとって、どちらが合理的なのか。

それを自分で判断できるようになることの方が大切なんだと思います。

そして自分で考えて選んだ道なら、あとはその選択が正解になるように進んでいくしかないんでしょうね(●´ω`●)

★おまけ★

手元資金が尽きると倒産、ゲームオーバーです。

資金はRPGでいうところのHP。多いに越したことはありません。
バフをかけてもらって強者に挑む。
でも無謀な戦いではなく、ちゃんと準備をしてからね(●´ω`●)

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