ケアマネのひとりごと ~一対一の精神~

事業の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

なんか最近毎日こうやってぼやいているんですが、決して暇ではない!(笑)文章を書いていると気持ちが落ち着くんです。なので仕事の合間に休憩がてら書いてます( *´艸`)

今日は、私が介護士として現場にいた時から大事にしている精神について話をしていきます♪


事件は現場で起こってる!

特養や病院勤めをしていた時、

「午前中に○○人、入浴!」とか「それが終わったらレクの誘導に出て!」など、あらゆる場面で罵声や怒声が響いていました。もう15~20年ほど前の話ですね。

なんせ余裕がない。時間もなければ人も足りない。なのにこなす仕事の量が多い。

ごくまれに、見守りができていないことでインシデント(事故が起こりそうな一歩手前の状況)が発生していました。そんな環境では、何が起きても不思議ではありませんでしたね。


焦らない

そんな中、実は私、あまり焦らない性格なんですよね。というか「焦っても仕方がない」という考え方です。だって焦るとミスするかもしれないじゃん、とか言っちゃういけ好かない奴でして(笑)。それよりも解決策を考えるのが好きですぐに切り替えてます。

当時の私が周りを見ながら思っていたのは、「みんな大きな見えない何かと戦いながら怒ったり焦ったりしている・・・(; ・`д・´)」という感想でした。

入居者50名VS職員Aさん――そんな構図で、勝てるわけない大きな何かと戦っているように見えたんですよね。


一対一の精神

皆さんは「バガボンド」って漫画知ってますか?
井上雄彦先生が書いている宮本武蔵のお話です

その中で、吉岡道場70人VS宮本武蔵

といった話があるんです。ネタバレになるのでなぜそうなったのかとか、細かいことは書けないのですが

その中で武蔵が「70人対1人」じゃなくて「1人対1人を70回」って自分自身と向き合って言ってるんですよね

まさにその感覚で私もいつも仕事をしていました。

どんなに忙しくても、目の前の方と一対一。それを業務が終わるまで繰り返す

そうすることで、目の前の方を一人の利用者として向き合え、自分自身も焦らずこなせるんですよね

そして不思議と私は仕事が早い方でした。きっとこの「1対1の精神」は考え方の話であって、時間効率にはあまり関係のないところなんでしょうね

であれば、利用者さんからしてもきちんと向き合ってくれる職員の方が良いですよね


ケアマネになってからも

この精神はどの現場でも貫いています。

ケアマネになってからもこの「一対一の精神」でやっています。利用者様にとっては“一人のケアマネ”。なのにケアマネの側が「何十人もいるうちの一人なんだ」なんて対応じゃ、あんまりだと思いませんか。

大事なのは、その方ときちんと向き合えているか、ということですね。

私には男の子と女の子の子供がいますが、子供も「ひとくくり」ではなく、それぞれときちんと向き合うようにしています。

この一対一の精神は、利用者だけじゃなくて仕事仲間や家族にも通じる

どの場面でも、私はこのように考えています(●´ω`●)

それではまた🍀

★おまけ★
あまりに焦らないと責任感がない人だと思われないか時々悩むことがあります(;´・ω・)

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