ケアマネのひとりごと ~「みんな、家に帰りたいんだよ」20歳の僕に言われた言葉~

介護保険

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

今日は、僕が介護福祉士になりたての頃に言われた、ある一言について書いてみようと思います。

🏥 20年前、特養で働き始めた頃

20年前、まだ僕が20歳の頃の話です。

特別養護老人ホームに就職し、介護福祉士として働いていました。

当時は介護保険もまだ探り探りの時代。 (まぁ今も探り探りな気もしますが笑)

その頃は、施設職員が受け持ち担当のケアプランを作ることもありました。

特養なので、利用者さんは基本的に要介護3以上。

身体も元気とは言いにくい状態の方が多く、そんな中で

「この人のニーズは何だろう?🤔」

と20歳なりに一生懸命考えていました。

🧠 若かった僕のケアプラン

本当はもっと好きなものを食べたいのかもしれない。

もっと自由に動きたいのかもしれない。

生活歴を読みながら、

「この人はどんな人生を歩んできたんだろう」

そんなことを考えながら、必死にケアプランを書いていました。

何が正解なんだろう・・・って

👴 相談員のおっちゃんの一言

そんなある日。

生活相談員のおっちゃんが、
「なんか、変なもん作りよるな。ちょっと来い」
と悩んでる僕をホールに連れていき

利用者さんが集まっている様子を遠目に見ながら、こう聞いてきました。

「この施設の利用者が何を望んでるか、お前にわかるか?」

僕は内心、

(いや、それを今考えてるんだよ…)

と思いながらも、こう答えました。

「わかりません。でも皆さん生活歴があって、趣味嗜好があって…。きっとそれぞれやりたいことがあるんだろうなって。」

すると、おっちゃんは言いました。

🪨 ただそれだけ

「あのな。」

「○○さんも○○さんも、みんな。」

「家に帰りたいんだよ。」

「それだけなんだよ。」

その瞬間、

頭を思いっきりぶん殴られたような気分になりました。

🧭 見て見ぬふりをしていたもの

僕は一生懸命考えていました。

生活歴も読んだ。 趣味嗜好も考えた。

でも――

一番シンプルで、一番大事なところを見ていなかった。

「帰りたい」

という思い。

もちろん、だからといってケアプランの目標が「家に帰る」になるわけではありません。

そういう話ではない。

でも、心の底にある願いと向き合え

そう言われた気がしたんです。

…いや、そこまで深い意味はなかったかもしれませんが(笑)

🔍 考えすぎると見えなくなる

人は考えます。

特に真面目な人ほど、たくさん考えますよね。

そして、時間をかけて考えたものは「きっと正しい」と思ってしまう。

これは昔も今も、僕自身よくやってしまうことです。

気を付けないと💦

🍂おわりに

本当に大事なところは、

案外シンプルだったりする。

そして、

シンプルすぎるから見落とす。

だから僕は、時々思い出すようにしています。


「帰りたいんだよ。」

★おまけ★
昨年までは職場で「帰りたい」と毎日思っていた僕は
今はずっと在宅ワークです(●´ω`●)
案外叶うもんです(笑)

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