ケアマネのひとりごと ~こどもの”自分を支えるひそかな力”~

考え方の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

習い事って、いまや「やっていて当たり前」のような空気がありますよね。
塾・スポーツ・音楽・書道…ほんとに選択肢が多くて、どれを選べばいいのか迷う親御さんも多いと思います。

この前、友人が「うちは水泳と将棋を習わせてるよ」と話していて、あらためて家庭ごとに考え方は全然違うんだなぁと感じました。


🌰 うちは “やりたいようにさせる派”

「習い事って、させたほうがいいのかな?」
「やるなら何か手ごたえ欲しいよね…」

そんな悩みをよく耳にしますが、うちは完全に 子ども主導
やりたいと言えばやらせるし、無理に習わせることはしません。

実際、息子は水泳とプログラミングをしましたが、娘は「特にやりたいものがない」と言って何も習っていません。

いろいろな選択肢を与えて、その中で「やってみたい」があればやる。
合わなければ辞める。
その結果、息子は水泳は半年で辞めたけれど、プログラミングは全国大会に出場するまで夢中になりました。


🍓 二つの目的

習い事には、大きく分けると二つのタイプがあると思っています。

① 成果を求めるタイプ
(プロを目指したい・技術を身につけたい・学力を伸ばしたい など)

② 楽しいから続けるタイプ
(特に成果は求めず、趣味として続ける)

同じ野球クラブでも、A君はプロを目指し、B君は友達とワイワイしたいだけ。
それと同じように、目的は家庭や子どもによって全く違うんですよね。


💡 気づき

息子を見ていて気づいたことがあります。

息子はやたら自己肯定感が高いのですが、その理由の一つは
「自分で選んで努力して、成果を出した経験がある」
ことだと思うんです。

プログラミングの全国大会出場は、本人にとって大きな達成感になりました。

私自身も、剣道や弓道で中国大会に出場したことがあります。
人に自慢するほどのことではないかもしれませんが、“やりきった過去”があると、気持ちの土台が少し強くなるんですよね。

こういう小さな「成功体験」って、実はとても大事なのかもしれません。


❓形であれば何でもいいのかもしれない

つまるところ、それって習い事でなくてもいい。

「オンラインゲームで二連続で1位を取った!あれは練習の成果だ!」
これだって立派な成功体験だし、

「あの二人の恋が成就したのは、私の後押しのおかげ」
そんな“感覚的な成功”でもいい。

自分が何かに携わって、
その結果として周りの環境に少し影響を与えた。

その経験が“自分という存在の価値”をつくり、
ひいては自己肯定感につながる……なんて考えすぎですかね(笑)


🍂 まとめ

自己肯定感が高いほうが良いのか、低いほうが良いのかはさておき、

小さな一歩でも、たった一度の挑戦でも、
その経験が本人を支える“ひそかな力”になることがある。

ピアノで一曲弾けた
大会に一回出た
ゲームで勝った
誰かをそっと後押しできた

そんな“何かを頑張った”という感覚そのものが、
自分にとっての金メダルであり、
そしてそれは必ずしも習い事に限らない。

日常の中の遊びにも、
友達との関わりにも、
家族との時間にも、
小さな成功体験はあちこちに潜んでいるのかもしれません。

そういう“小さな金メダル”を、
できるだけ多くの子どもたちが見つけられて、
前向きに過ごせる世界になればいいなぁ…なんて思っています🍀

★おまけ★
娘は兄の影響で高校でなぎなたを始めるらしい(●´ω`●)

タイトルとURLをコピーしました