ケアマネのひとりごと ~話すのが苦手でも、相談業務はできる~

事業の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

今日は、

考えながら話せない人でも、相談業務はできる。

という話をしてみたいと思います。

先日、複数の事業所が集まる話し合いの場がありました。

その中で、ある方がこれまでの出来事を時系列で整理しながら、

「ここでこういうことがあって、その後こうなって、だから今この部分を話し合いたいんです。」

と、とても分かりやすく進行されていました。

しかも、あらかじめ用意した原稿を読んでいるわけではありません。

皆さんの意見を聞きながら、その場で情報を整理して、次の話題へつなげていく。

「すごいな。この人、頭がいいな。」

と感心しました(●´ω`●)

僕は、どちらかというと真逆のタイプです。

話す前に考える。

できれば、話す内容を頭の中で何度か並べ替える。

大事な会議なら、事前にメモや原稿をつくる。

そして、できるだけその通りに話す

しかできない・・・(笑)

急に話を振られたり、その場で複雑なことを説明しなければならなくなったりすると、頭の中で言葉が渋滞します。あるいは真っ白

あれも伝えなければ。

いや、先にこっちから話した方がいいか。

そもそも、この言い方で伝わるかな。

そんなことを考えているうちに、話すタイミングを逃すこともあります(笑)

「相談業務をしているのに、それで大丈夫なの?」

と思われるかもしれません。

実際、若い頃の僕もそう思っていました。

相談職や管理職になれば、会議で分かりやすく話せる人にならなければならない。

急な質問にも、すぐに答えられなければならない。

皆の前で、的確に説明できなければならない。

そう思って、できる人を見ては、

「自分には向いていないのかもしれないな(´・ω・`)」

と感じることもありました。

そんな頃、施設で統括の仕事をしていたときに、上司からこんな趣旨のことを言われました。

「準備しないとうまく話せないなら、もうそういうものとして受け入れて、対策をすればいい。」

「できる人と同じように、その場で話せるようになろうとして苦しむより、必要なら毎回原稿をつくればいい。」

というようなことです。

もちろん、実際にはもっと丁寧な言い方だったと思います(笑)

でも、この言葉は今でもずっと残っています。

それまでの僕は、

「話すことが苦手なら、話すことが得意な人と同じようにならなければならない。」

と思っていました。

でも、そうではなかったんですよね。

苦手なことがあるなら、苦手なことを放り出すのではなく、

自分が仕事をできる形に整えればいい。

会議の前に、伝えたいことを箇条書きにする。

出来事を時系列で整理しておく。

結論を先に考えておく。

想定される質問への答えを準備しておく。

その場で答えられないことは、曖昧にせず確認してから返す。

こうした対策をすれば、考えながら流暢に話せる人と同じ方法ではなくても、仕事はできます。

むしろ、準備をするからこそ、伝え漏れが減ることもあります。

一度考えてから話すからこそ、言葉を慎重に選べることもあります。

もちろん、話す力を身につける努力がいらない、という話ではありません。

ただ、苦手なことを平均以上まで引き上げようとして、そこにばかり時間とエネルギーを使い続ける必要があるのか。

そこは、少し考えてもいいのではないでしょうか。って話です

ケアマネや相談業務の仕事には、いろいろな力が必要です。

相手の話を聞く力。

本音や希望を引き出す力。

情報を整理する力。

課題を見立てる力。

必要な人につなぐ力。

皆の意見をまとめる力。

そして、自分の考えを伝える力。

「伝える力」は、もちろん大切です。

でも、それだけが相談業務のすべてではありません。

その場ですらすらと話せる人もいる。

相手の言葉をじっくり聞くことが得意な人もいる。

あとから情報を整理して、分かりやすい形にまとめることが得意な人もいる。

人の気持ちを引き出すことが得意な人もいる。

得意なことは、人によって違います。

僕自身、話す前に準備をするタイプだからこそ、その場では人の話をしっかり聞こうと思っています。

自分が話すことばかりに集中すると、せっかく出てきた意見を聞き逃してしまうかもしれませんからね。

苦手なところは、準備や工夫で補う。

その分、自分の得意なところをしっかり活かす。

それでも難しい場面はあります。

会議の帰り道に、

「あれも言えばよかったな。」

「もっと上手に伝えられたかもな。」

と思うことは、今でもあります。

でも、

「考えながら話せないから、自分は相談業務に向いていない。」

と決めつける必要はないかなと思うんです。

苦手な部分があることと、その仕事に向いていないことは、同じではない、と。

自分の苦手を知る。

傾向と対策を考える。

そして、自分の強みを使って仕事をする。

そんなふうに、自分なりの戦い方を見つけていけばいいのだと思います。

もし今、

「自分は話すことが苦手だから、ケアマネには向いていないかも。」

と思っている方がいたら。

まずは、話せるようになることだけを目指すのではなく、

「自分は何が得意なんだろう?」

と考えてみてもいいかもしれません。

事前に準備をすることも、立派な力です。

人の話を聞くことも、情報を整理することも、立派な力です。

自分らしいやり方で、できることを増やしていけばいいんですよね🍀

★おまけ★

ファシリテーターの勉強をしていたことがあって、たとえばファシリテーターが「まとめ役」を担う必要もない。という考え方もあります。

技術で場を制し、知識で自分の能力を補うこともできるんですよね(●´ω`●)

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