ケアマネのひとりごと  ~3 ○ ○ = およそ12。ケアマネの仕事は変わった数学~

考え方の話

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

今日はケアマネの仕事について、義母の介護の中で妻と話しながら感じたことを書いてみようと思います。

🚶‍♀️ 義母の「お出かけ」

最近、田舎に住む認知症の義母が朝からふらふらと出て行ってしまうことが増えてきました。

バッグにはGPSを付けているので居場所はわかりますし、近隣の方にもケア会議で事情をお話しているので理解もあります。

とはいえ、田舎ではありますがリスクはあります。

転倒や事故など、なるべくリスクを下げるためにどうしていくか。

家族としても、いろいろ考える必要が出てきます。

🧠 例えばこんなアプローチ

義母は、目が覚めて寝ぼけた状態で

「仕事に行かなくては」

と思って外に出ている可能性が高いんですよね。

なので例えば

  • 「今日は仕事は休みだよ」と声をかける
  • ドアに張り紙をしておく
  • 電話をかけてみる

など、いろいろなアプローチを考えていきます。

🧩 ケアマネの仕事って、こんな感じ

こういうことを考えていると、ケアマネの仕事ってちょっと数学に似ているなと思うんです。

例えば普通の数学なら

3 × 4 = 12

という式がありますよね。

でもケアマネの仕事は、むしろこういう感じです。

3 ○ ○ = 12

数字は適当ですが、この○の部分を考える仕事。

本人の力や状況 + 社会資源や介護保険サービス  = 目標

みたいな。
この+が×だったり-だったり、社会資源が地域によっては少なかったり。

そんな未知数の問題が出てくるわけですね。

➕ いろんな可能性を考える

例えば、

「3 × 4 = 12」

という形が作れる環境が理想だとして。

でも、

「うちは×4ほどの介護力はないわ…」

というご家庭もあります。

そうなると、

別の介護保険や社会資源で

+9

という形で

3 + 9 = 12

成立させることもある。

つまり、

いろんな方法で”解”を作っていく仕事。

🪶 でも、介護は数学と違う

ただ、ここが数学と違うところ。

介護の式は、

3 ○ ○ = およそ12

でいいんです。

例えば、

  • 制度の限界
  • 家族の介護力
  • お金の問題
  • 使えるサービスの限界

いろいろあって、

+9は出せないけど +7なら出せる。

だったら、

解は10でもいい。

なんなら

3 × 4 - 1 = 11

みたいなことだってあるわけで🤔
人によっては家族関係や近隣の状況などでいろんな避けられないマイナスがあったりもします。

⚖️ ベストじゃなくてもいい

介護でベストを目指しすぎると、

一番しんどくなるのはご本人やご家族だったりします。

だから、

どこまでなら許容できるのか。

その中で、

どういうアプローチなら可能なのか。

  • 時間
  • 体力
  • お金
  • 社会資源

いろんな条件の中で、

一番現実的な答えを探していく。

🌱 ケアマネの仕事の面白さ

見えない式を組み立てて、

見えない答えを探していく。

この感覚は、ケアマネの仕事ならではの面白さだと僕は思っています。

数学みたいだけど、

答えは一つじゃない。

それが介護の世界なのかもしれませんね(●´ω`●)

★おまけ★
数学的考え方はすごく好きです。
ただ理屈では解決できない事ばかりなのも事実ですよね(●´ω`●)

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