ケアマネのひとりごと ~仕事は生ものです~

介護保険

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

人ってどうしても「後でやろう」と、面倒なことほど後回しにしてしまいがちです。

ついあの名言が出てしまいそうです。よく言うあれです
「明日やろうは馬鹿野郎」
プロポーズ大作戦は私の中でも大好きなドラマです✨

でも考えてみると、その「後の自分」って実は全然信用ならないんです。
この前の記事で言った「未来の自分は“他人”」なんです。

今日はそれらを踏まえて、仕事には鮮度があるという話をしていきたいと思います。

仕事には鮮度がある

ケアマネの仕事をしていると、事務作業ってまるで食材~料理のようだなと思います。

どういうことかというと、例えば食材ってものによっては鮮度が良ければそのまま食べられますよね。
でも鮮度が落ちれば味も落ちたり、火を通さないと危なかったり。ひと手間が必要になってきます。

同じように仕事も、事の直後であればすぐに記録できるのに、時間が経てば誰が何を言ったのか「思い出す」作業が必要だったり、「メモをたどる」作業が必要になってきます。

具体的には

  • 会議録 → 生もの、刺身。鮮度が大事。鮮度が良ければすぐに食べられる。でも放置すると「えっと、誰が何を言ったんだっけ?」と臭み取りに焼いたり煮込んだり色々時間がかかる。
  • 支援経過 → 白ごはんのように毎日出てくるから、必要量ずつ消費していけばいいけど、ペース配分を間違えたらどんどん冷蔵庫や冷凍庫にたまる💦
  • アセスメント → 基本、肉。時間たつと臭みが出るから早めに調理した方が美味しい。時間経過&溜まり過ぎて品質が悪くなったら「最終奥義:焼き肉のタレで味付け」の超おおあじ大作戦で無理やり乗り越えようとするケアマネコック多数。

こんな感じで、基本は時間経過で手間が増えます(●´ω`●)

未来の自分に押しつけない

私のおすすめは、会議録の下書きを先に書いておくこと。
会議の目的、ご本人や家族の意向、結論の方向性は事前にほぼ決まってます。だから会議前に決定事項は記入(包丁とまな板出しとけば)しておいて、あとは事業所の意見を記入する(魚を切る)だけで済む!

つまりこれは、未来の自分がいかに動きやすくなるかプレゼントしてるようなものです。

結局…

人が先延ばしをするのは、未来の自分を信じすぎてるから。
でも実際の未来の自分は、今日の自分と同じくらい疲れてるし、冷蔵庫の残り物を処理する余裕なんてないんです。
絶対期待したらだめ(笑)

だったら仕事は“鮮度が命”。
生で食べられるうちに片づけた方が、未来の自分も簡単作業で済むってもんです🍀

★おまけ★
ケアプランはおでん。ぐつぐつ煮込むほど味が染みます(●´ω`●)

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