こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)
今日は少し趣向を変えて、「父親として感じた家族とのターニングポイント」について書いてみたいと思います。
介護や福祉の話ではないですが、「家族を想う」という点ではどこか通じるものがあるかもしれません。。
目次
🛣 人生には“父と子のターニングポイント”がある
私の息子は成人し、娘は15歳の思春期まっただ中。
ときどきプンプンしていることもありますが(笑)、基本的には家族仲良く、よく笑う家庭です。
そんな日常の中で、ふと感じる瞬間があります。
「この幸せって、当たり前じゃないんだよな」と。
子育ての中には、時に“人生の天秤”にかけられる瞬間があります。
それは――
「仕事を取るか」「家庭を取るか」
という究極の二択。
私の場合は、
「息子の試合の応援に行くか」「会社の大事な会議に出るか」
という状況でした。
倫理的には家庭を優先すべきですが、一家の大黒柱としては出世のチャンスを逃す不安もある。
そんな葛藤を抱えたことがあるお父さんは、きっと少なくないはずです。
🌳腹にくくった一本の槍
実は私がケアマネジャーになったのも、家族との時間を大切にしたいという想いがきっかけでした。
介護職時代、夫婦で夜勤をしていたころ。
小さな息子を母に預けて出勤するとき、彼がこう言ったんです。
「パパ、大丈夫だよ。お仕事がんばってね」
その言葉を聞いて、私は夜勤のある介護士を辞める決断をしました。
夜や休日は子どもと過ごすために、ケアマネになる――。
もともと人生プランにはケアマネを経由する予定ではあったのですが、その時の辞めるという決断は明らかに子どもを、家庭を守るためでした。
自分が夜や土日は子供のことを見る。そのためにケアマネになる。
あの日、私は自分の中に一本の槍を腹にくくった気がします。
「家族を守るために働く父でありたい」と。
👨 父親にしかない“選択肢”がある
そうして私はすべての参観日や行事に参加し、遠方でも大会には全て応援に行きました。
息子は「遠いから来なくていいよ」と言うけれど、本当は来てくれたら嬉しいもの。
親子には、**「ここを間違えると心が少し離れる」**という瞬間が確かにあります。
それは子どもにとって“見てほしい瞬間”。
その場に父親がいないことで、心に小さな隙間ができてしまうこともある。
母親はどこか“絶対的な存在”としての信頼があります。
でも、父親は行動で信頼を積み上げる存在。
だからこそ、父親には「子どもの心をつなぎ止めるターニングポイント」があるんだと思うんです。
🍂 父親としての在り方は人それぞれ
もちろん、家庭によって父親の形はさまざまです。
仕事一筋で家族を支えるお父さんも、
家庭中心で子どもと向き合うお父さんも、
どちらも立派な“父の背中”です。
大切なのは、どんな形でも子どもに「見てもらっている」と感じさせること。
父親としての役割は、
「一緒にいる時間の長さ」よりも「心が通う瞬間の濃さ」
にあるのかもしれません。
🌸 まとめ ― 父と子の心をつなぐ瞬間を大切に
父親には、人生の中で何度か訪れる“子どもとの分かれ道”があります。
その時に、どんな選択をするか。
それが、父と子の信頼関係を深めるターニングポイントになるのだと思います。
忙しい日々の中でも、
たまには立ち止まって「子どもの心」を一番に考える時間を持ちたいですね。
★おまけ★
「お父さんみたいな人と結婚したい」
――15の娘にそう言ってもらえたのは、
父親として、なかなかの正答率だったのかもしれません(●´ω`●)

