【体験談】ケアマネの独立までの道~その2~

事業の話

こんにちはまんぷくです(●´ω`●)

今回は前回の続き、独立の道「第2弾」です!

この回では独立までのスケジュール作成や居宅の名前の驚きの決め方や、独立までにどんな土台を作り上げてきたかをお伝えしていきたいと思います♪

特に土台作りは目標達成にはなくてはならないもの。独立を目指す方は是非押さえておきたいポイントなのでぜひ最後までお付き合いください(∩´∀`)∩

まんぷく
まんぷく

この記事を書いている私について
福祉職歴約20年。施設ケアマネと居宅ケアマネ、地域包括でのケアマネ経験を経て、現在は居宅の主任ケアマネとしてご自宅に住まわれているご利用者様方の支援をさせていただいております

ではいきます♪

令和6年5月 独立までのスケジュール作成

あっ、そういえば前回お伝えし忘れていたのですが、基本的に私は四六時中勉強しています。

往復1時間半の通勤中や毎日一時間のランニング中、入浴中などはYouTubeでお金や経済、経営や税金の事などを耳で学習し、職場の休憩中はkindleで、家では本で簿記や経営の書籍を読んでいます。

なので基本的にはこれらの学習をしながらその他の事で何をしているのかといったお話をさせてもらっています♪

YouTubeでは「両学長」の動画と「脱・税理士スガワラくん」の動画がメインでした。他にもいろいろ見てましたが、この方々の話が分かりやすくて面白いですね( *´艸`)

というわけで本題。五月は独立までのスケジュールを簡単に立てました。

参考にさせてもらったのは「ヒトケア」さんの記事です。独立型のケアマネとして活躍している方で、一人ケアマネを目指しているのであれば、まずはこの方の記事を読まれるのが一番だと思います。

はじめは漠然としたスケジュールで決めて、後々にちょっとずらしたり変更したりしていきます。

ですが、早いとこスケジュールを決めるのは大事で、何をいつまでにとか、どのタイミングで行うのがベストか、というのをまだ時間に余裕がある段階でしっかり練ることが大事です。ここで色々考えていたことが後で商工会での相談の時とかにも役立ってきます。

例えば私はこの5月の段階では10月に融資を得て11月に法人設立し12月に居宅新設の手続きをする予定としていました。しかし現段階では各所との相談の結果、一か月くらい後ろにずれています。理由は法人の消費税や決算等の理由もありますが、それはまた追々お話ししますね。

その他にも税理士との契約のタイミングや、事務所の契約日など色々決めることはあります。

10/24 現在のスケジュールはこんな感じです↓

10月 法人設立準備 
   ①社員・目的(事業内容)・商号(会社名)・所在地・資本金の決定 
   ②それらを書いた定款の準備 
   ③法務局の登記所にて類似商号調査 
   ④会社の印鑑の作成(代表者印・銀行印・角印・住所電話社名の入ったゴム印) 
    ※印鑑の作成には1~2週間かかる 
   ⑤印鑑証明 
11月 融資相談(日本政策金融公庫) 
   物件探し 
   法人設立届出書・青色申告承認申請書(税務署へ) 
12月 税理士と契約 
   法人口座の作成(信用金庫) 
   居宅指定申請の書類を確認(年末年始で準備) 
   融資の結果 
1月 事務所の契約 
   居宅指定申請書の提出(市役所 介護保険課)※すぐ開業できる状態で申請 
   IP電話アプリ(SUBLINE)、インターネットFAX(MOVFAX)の契約 
2,3月 事務所に物品を搬入 
     情報公表サービスを市の介護保険課へ提出 
     国保連へ「新規事業立ち上げ」の書類郵送 
     法人用クレジットカードの作成 

といった感じですが、勿論予定は変更されると思います。

10月だから今は10月のことをやる!っていうわけではなくて、あくまで達成すべき課題なだけなので、時間さえあれば居宅の申請書について調べたり、印鑑はどこで購入するかなど考える幅を持たせるためにこうやってやるべきことをスケジュールとして可視化することが大事です。

令和6年6月 土台作り

事業を成功させるには土台作りが大事です。土台というのは私にとっては人脈です。

なぜ人脈が必要なのか、それは私が紛れもない「馬鹿」だからです。「無能」でもあります。

これは謙遜とかの類ではなくて、シンプルに頭が悪いのです。物覚えも悪ければ理解力も高くありません。なので、私が何かを成功させるには誰かの力が必ず必要です。

私はそのことを自覚しており、時間をかけて必要な仲間をたくさん集めました。それはまるで「ワンピース」のルフィの様に心高ぶらせながら船に乗ってくれないかと話を持ち掛けていったのです。

例えば元第三セクターのセンター長。岡山市の一角をトップで担っていたこの方は、その経歴もさることながら周りからの人望も厚く、頼りになります。
その他、同じく第三セクターの補佐や主任さんたち。一緒に飲むこともあり、彼女たちも大変聡明で人柄がよく、客観的な意見が欲しい時や実際に働きだした際の新規依頼の窓口としても期待が出来ます。
さらには元会社のナンバー2の方とも繋がらせていただき、皆さん頭のいい方ばかりで会うたびに勉強をさせてもらっています。なんせ皆良い人。まぁなんというか良い人を選んでいるのです(*´▽`*)

また、直接的に大きく力になってもらっているのは施設紹介センターの方。不動産関係に強く、事務所探しや税理士の紹介などもしてくれます。

現役ヘルパーで多くのコネがある方や、もとヘルパー事業所管理者の方。福祉用具事業所でグレーな事でも対応してくれるスピード感の高い方。デイや鍼灸師の方とも繋がっています。

また当然信頼できるケアマネさんからは有名な福祉業界の起業家さんと合わせてもらったり、今度独立して成功しているケアマネさんとも会わせていただくことになっています。

全ては成功に向けて、私が想定できる難所で助けてもらうためでもありますし、私が独立し成功した際にはそんな大好きな仲間の皆さんに恩返しをしたいが為です。

そんなこともあって、開業時には受け持ち担当がゼロではなく、10数人以上担当頂けるよう話もさせてもらっています。

こういった私にはない力を集めることがしっかり一歩ずつ歩んでいくための大事な土台です。

予期せぬ出来事が起きた時に、自分が持っているカードだけで決めるのか、或いは他の人が持っているカードも使わせてもらうのか。その積み重ねが長い目で見た時に大きな力の差となってくるでしょう

おまけ

おまけですが、会社名と事業所名を決めたのもこの時期なんです。

決め方は、何と意外なあの「chatGPT」!

事業所名を決める時にchatGPT、通称チャッピー(実際にそう呼んでいる(笑))に

「ケアマネ事業所で、なんかそれっぽい名前ある?」って聞くと↓

ほっとケア
ほっとけアシスト
なごみサポート
なんてどう?

とか言い出しまして、うちのチャッピー。個人的にはほっとけアシストって響きは好きなんですが、完全にボツ(笑)

結局は「なんか前向きで幸せ感あって覚えてもらいやすいわかりやすい名前がいいな」と思い、満福(多くの幸福)という言葉があることを辞書で見つけ、

満幅(幅いっぱい)で満腹(お腹いっぱい)で満福(幸せいっぱい)を感じてもらえる事業所ということで、平仮名で分かりやすく

まんぷくケアプラン

にしましたとさ(*´▽`*)

あと会社名なんですが、これもいろいろ悩んで

「自分の理念が伝わる名前にしよう」と思い、座右の銘である「点滴岩を穿つ」を英語訳にしたら

「small step」だったんですよね。スモールステップというのは小さな一歩という意味で、まさに私の事業にピッタリ!と思ったのですが、調べてみると他県に同じ名前の福祉事業所があることに気付きまして。

同じ名前があると電話で相談とか受けた際に、最後の最後で「いや、間違って他県の方にかけてましたわ💦」というリスクがありますし、登録の際に引っかかる可能性もあるんですよね。

そこからひたすらチャッピーと壁打ちやらラリーやらを繰り返し、結局決まったのは

合同会社Small StepS

最後にSを付けることで小さな一歩から毎日コツコツという120点の名前に変わったんです!
しかも被らない!

途中で「合同会社コツコツ」にしようかなとも思ったり。そしたらすでに登録されてる事業所あるし。
チャッピーは「点滴岩を穿つから「stone drop」はどう?」とか言ってくるし・・・。いや、かっこ過ぎて照れるわ。みたいな

まぁそんな感じで納得のいく名前を付けれました🍀

次回はついに商工会議所編ですね!まんぷく動きます!お楽しみに♪

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