こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)
皆さんは、プライベートや仕事の中で、同じ昔話を何度も聞いたことはありますか?
僕の奥さんも、ときどき子どもたちが小さかった頃の話や、僕がして喜んでくれたことを話してくれます。何度も(笑)
「この前も聞いたな」
と思うこともあります。
何度も聞くと、少し恥ずかしいんですよね💦
でもきっと、それだけ大切で、もう一度話したくなる思い出なんでしょうね。
そう考えると、僕自身にも何度も話している出来事があるのかもしれません。
介護職時代やケアマネとして利用者さんと関わっていると、若い頃の仕事の話や、故郷の話、子育ての話、亡くなったご家族との思い出などを聞かせていただくことがあります。
この話、今までに何度も聞いたな🤔
と思うこともありますよね。
そんなときに、今日は一つ、面白い心理学の考え方を紹介したいと思います。
レミニセンス・バンプ
という言葉です。
人は年齢を重ねると、自分の人生を振り返ったときに、おおむね10〜30歳頃の記憶が特に出てきやすい傾向があるそうです。
大会に出場したこと
初めて就職したこと。
結婚したこと。
子どもが生まれたこと。
一生懸命働いたこと。
友人と遊んだこと。
成功したことや失敗したこと。
その頃は、自分がどんな人間なのかをつくっていく時期でもあります。
だからこそ、その頃の出来事が、その人にとって大切な記憶として残りやすいのかもしれません。
もちろん、高齢者が同じ話を繰り返す理由は一つではありません。
認知症などの影響で、最近の出来事を覚えておくことが難しい場合もあります。
不安な気持ちから、安心できる昔の話題へ戻っていることもあるかもしれません。
だから、
「昔話を繰り返す=レミニセンス・バンプだ」
と決めつける話ではないんです。
ただね、
「また同じ話だな。」
と思ったときに、
「この人にとっては、何度も戻りたくなる大切な時間なのかもしれない。」
という見方を一つ持っておく。
それだけで、聞こえ方が少し変わることもあるのではないでしょうか。と思って。
ここからは、今日からできる関わり方について考えてみます。
①記憶を試験にしない
「覚えていますか?」
「何年のことでしたっけ?」
そう聞くことが悪いわけではありません。
でも、分からないことを何度も確かめられたら、誰だって少しつらくなるものです。
僕は試されるのが大嫌いです💦
覚えているかどうかを試すよりも、
「その頃はどんなお仕事だったんですか?」
「毎日お忙しかったですか?」
「何が一番楽しかったですか?」
と、覚えていることや話したいことを聞かせてもらう。
その方が、自然に会話が続くこともあります。
②話の中にある気持ちを受け取る
昔の出来事を聞くときは、事実を正確に確認することよりも、その話にどんな思いが乗っているのかを受け取る方が大切なこともあります。
「それは誇らしかったでしょうね。」
「本当に大切な思い出なんですね。」
「大変な時代を頑張ってこられたんですね。」
話の順番が前後したり、細かな部分が少し違ったりすることもあるかもしれません。
それでも、本人が話したい道筋に寄り添っていく。
その時間が、その人にとって心地よい時間になることもあるのだと思います。
感情ベースの聞き方って聞き上手への近道ですよね(●´ω`●)
③昔話を、今の暮らしにつなげる
昔の仕事や好きだった歌。
故郷の風景や好物。
大切にしてきた家族の話。
こうした話の中には、その人らしい暮らしを考えるヒントがたくさんありますよね
若い頃に歌っていた歌を一緒に聴いてみる。
好きだった食べ物の話をしてみる。
仕事の話をきっかけに、その人の得意だったことを教えてもらうとかね。
昔話は、過去の話で終わるものではなく、今の生活を少し豊かにするきっかけにもなるのかもしれません。
て感じで話の聞き方をちょろっと書いてみました。
同じ昔話を聞くことは、過去の話に付き合うこととかではなくて。
その人がどんな人生を歩み、何を大切にして今に至ったのかを知る時間なのかもしれませんね。
なかなか介護現場ではゆっくり話を聞く時間が取れませんが(´;ω;`)ウッ…
そして、それは高齢者だけの話ではありません。
僕たちだって、大切な思い出や、うれしかった出来事は何度も誰かに話したくなる。
だからこそ、
「またその話?」
ではなく、
「その話、あなたにとって大事なんですね。」
と思いながら耳を傾けられる人でありたいですね(●´ω`●)
★おまけ★
我が家ではしょっちゅうそれぞれが昔写真を取り出してはあーだこーだ談笑しています(笑)
このくだり何十回目やねん💦と思うようなこともありますが
大事なのは思い出を共有している時間そのものなのかもしれませんね🍀
