ケアマネのひとりごと ~どこかを押せば、どこかが飛び出る難しい現実の話~

介護保険

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

ケアマネの仕事は、介護保険の制度のうえで支援を組み立てていくことです。

一見すると、ルールに沿って進めていけばいい仕事のように見えるかもしれません。

でも実際には、

一般的な考え方だけで、すべてが解決するわけではありません。

今日は、そんなケアマネの現実について書いてみようと思います。


🏠 よくある状況

例えば、こんな場面。

A. 本人は家にいたい
B. 家族は家にいてほしくない

現場では、珍しい話ではありません。

そして、

ここに正解はありません。

どちらも間違っていない。

本人の思いも大切だし、家族の負担も現実です。

だからこそケアマネは、

家族負担を軽減しながら、
それぞれがどこまで譲歩できるかを探していく

そんな役割を担うことになります。


🧩 どこかを押せば、どこかが飛び出る

例えば、

日中デイに毎日通えば家族は助かるかもしれない
→ でも本人は「毎日は行きたくない」と思うかもしれない

週末にショートステイを使えば家族の時間はできる
→ でもその分、金銭的な負担は増える

このように、

どこかを押せば、どこかが飛び出る。

それが、

こだわりだったり
お金だったり
生活のリズムだったりします。

都合よく全てが埋まることは、ほとんどありません。

だから結局は、

その家庭ごとの“落としどころ”を探していくしかない。

実際の支援は、その工程の連続です。


🔄 支援は一度決めて終わりではない

家庭がある場合だけでなく、

一人暮らしで、ぎりぎりのところを綱渡りしている方も少なくありません。

そんな中で、

友人や近所の方から、正義感からの声が入ることもあります。

「それくらいやってあげたらいいのに」
「なんでそれをしてあげないの?」

でもその中には、

制度上では対応できないものも多くあります。

ここが、実に難しいところなんですよね。


🤔 手の打ちようがないという現実

私も包括にいた頃、

「どうにかしてあげて」

という声を受けて関わることがたくさんありました。

周りから見ると、

「なんでこの人は守られていないんだろう」

と、かわいそうに見えることもあると思います。

でも実際には、

制度上の問題
金銭的な問題
物理的な問題

いろんな制約の中で、

支援が決められないことも多くあります。

つまり、

助けたくても、助けられない状況がある。

ということです。

特に今の時代は、

核家族化や少子高齢化の影響もあって、
家庭の力そのものが弱くなっているようにも感じます。


🌟 見方を少し変えてみる

だからこそ、

「なんで周りは助けてあげないんだろう」

ではなくて、

「助けてあげたくても、何もできない状況なんだろうな」

そういう見方も、一つの可能性として知っておくことは大切だと思っています。


🤝 インフォーマルな力の必要性

ケアマネは、業務以上のことはできません。

だからこそ、

家族や地域の力といった
インフォーマルな支えが必要になる場面もあります。

実際に、

近所の方やご友人が
“チームの一員”として生活を支えている場面も何度も見てきました。

もしかすると、
「誰かが助けてくれる」ではなく、
自分がその一人になる場面なのかもしれません(●´ω`●)


⚠️ 善意で動くことの難しさ

実際に私自身も、利益にはつながらない形で動くことがあります。

ただ、それは決して褒められることではないし、
推奨されるものでもないと思っています。

いわゆる“善意のシャドーワーク”は、

後任のケアマネを苦しめる
制度の限界を見えなくする
持続可能ではない

そういった問題も抱えています。

それでも、

命に関わる問題であれば、動かざるを得ない。

そんな場面も、現実にはあるんですよね。


🍂 おわりに

どこかを押せば、どこかが飛び出る。

そんな状況は、日常の中にもありますよね。

特に人と人の場合、

お互いに譲れないものや期待が強いと、
パズルのようにカチッとはまりにくくなります。

だからこそ、

完璧な答えを探すのではなく、
その中で落としどころを探し続ける。

言うは易し、ですが、

それがこの仕事なのかなと思っています(●´ω`●)


★おまけ★

それでも常に最適解を探しているつもりですが、

「あっこの着地でよかったんだ(●´ω`●)」と思うこともあります(笑)

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