こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)
ケアマネをしていると、ご家族から時々こんなご相談をいただきます。
「デイサービスに行きたがらないんです。何とか説得してもらえませんか?」
「ショートステイを嫌がるので、ケアマネさんから言ってもらえませんか?」
「もう、ケアマネさんから言ってください」
ご家族がここまで何度も声をかけてこられたことも伝わってきます。
ご家族が困っておられることは、よくよく分かります。
このまま運動する機会が減れば、体力や筋力が落ちてしまうかもしれない。
入浴や日中の見守りも心配。
家族の負担も、少しずつ大きくなっていく。
本人のためにも、家族のためにも、サービスを利用してほしい。
その思いがあるからこそ、ケアマネに相談してくださるのだと思います。
もちろんケアマネとしてできることはします。
デイサービスに通わないまま生活を続けた場合に、どのようなことが心配されるのか。
ショートステイを利用することで、ご本人やご家族にどんな選択肢が生まれるのか。
ご本人の思いや、行きたくない理由は何なのか。
第三者であるケアマネから話すことで、本人が少し違った受け止め方をしてくださることもあります。
家族に言われると反発してしまうけれど、ケアマネの話なら少し聞いてみようかな。
そんなことも、もちろんあります。
ただ、ここで一つだけ大切にしておきたいことがあります。
ケアマネ一人の言葉だけで、ご本人の気持ちを変えることはできません。
利用を勧めることはできる。
メリットや今後の可能性を説明することもできる。
利用しやすい事業所や方法を、一緒に考えることもできる。
でも、
「ケアマネが言えば必ず行ってくれる。」
「ケアマネなら、嫌がる本人を連れて行ってくれる。」
ということでは必ずしもないんですよね。
魔法は使えない。
ご家族が重ねてこられた言葉や関わりは、決して軽いものではありません。
だからこそ、ケアマネが一度説明すればすべてが解決する、という話でもないのだと思います。
「もう自分ではどうにもできない。」
「ケアマネさんなら何とかしてくれるかもしれない。」
と思われることもあるのだと思います。
その気持ちも、よく分かります。
「何とかしてください」という言葉は、単なる丸投げではなく、ご家族だけでは抱えきれなくなっているサインであることも多いと思います。
だからこそケアマネは、「本人が嫌がっているから仕方ない」と返すのではなく、ご本人の意向とご家族のしんどさの両方を見ながら、一緒に方法を考えていきたい。
ケアマネができるのは、ご家族に代わって本人を説得して終わりにすることではありません。
ご本人が、なぜ行きたくないのか。
朝の準備がしんどいのか。
知らない場所や人が不安なのか。
以前に嫌な思いをしたのか。
サービスの内容そのものに抵抗があるのか。
まずは、その理由を一緒に考える。
そのうえで、
短い時間から試してみる。
まずは見学だけにする。
送迎の時間を変えてみる。
ご家族が最初だけ一緒に行ってみる。
本人が少しでも興味を持てそうな事業所を探してみる。
こうした方法がないか、模索していく。
もちろん、それぞれの生活や距離の問題で難しいこともあります。
遠方に住むご家族であっても、今は電話だけでなく、テレビ電話で顔を見ながら話すこともできます。
毎回、直接そばに行けなくても、関わり方を考える余地はあると思うんですよね。
もちろん、いろいろ試しても、どうしても利用につながらないこともあります。
それでも、
「本人が行かないから、ケアマネさん何とかしてください。」
で止まるのではなく、
「本人が少しでも安心して、最初の一歩を踏み出すにはどうすればいいだろう。」
と、ご家族とケアマネで一緒に考えていく。
そこに意味があるのではないかと思います。
ケアマネは、提案をする人。
必要な人やサービスをつなぐ人。
そして、うまくいく方法を一緒に考える人です。
たとえるなら、お見合いの仲人のようなものかもしれません。
サービスとご本人の出会いのきっかけをつくることはできます。
でも、無理やり結婚させることはできません(笑)
本人の意向を大切にする。
家族の負担も大切にする。
その両方を見ながら、できることを一緒に探していく。
ケアマネ一人の力で気持ちを変えようとするのではなく、ご本人・ご家族・事業所と一緒に、うまくいく方法を考え続ける。
それが、僕たちケアマネにできることなのだと思います(●´ω`●)
一緒に頑張っていきましょう🍀
★おまけ★
家が大好きな僕の老後は目に見えてます。
そんな僕でも楽しめる生活を今から考えてます(´・ω・`)
