ケアマネのひとりごと ~うまくいかなかったこと~

介護保険

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

ケアマネの仕事って、最初のうちは本当にうまくいかないことばかりですよね。
今日は僕がケアマネになったばかりの頃、うまくいかなかったことを正直に話してみようと思います。
これを読んで「なんだ、みんな通る道なんだ」と少しでも気が楽になってくれたら嬉しいです♪

※十何年も前の話ではありますが、個人情報の兼ね合いで一部設定を変えています。


💥「お前、なんも知らないんだな」

これは僕がケアマネ2日目に言われた言葉です。
まだ右も左もわからない頃、事務所で一人お留守番をしていた時のこと。
突然「ピンポーン」と来客があり、「相談がある」と。

新人ピンチ!!

慌てて「現在、他の職員は外出中でして…」と説明すると、
「いや、おまえがいるだろ。ケアマネじゃないのか?」と返されました。

「・・・はい。」

ということで、まさかの相談対応スタート(笑)

相手の方は施設入所の流れや費用などを知りたかったようで、僕なりに答えたのですが、
「グループホームに入る条件は?」「料金は?」など細かい質問に答えられず、
「確認してまたお伝えします」を連発するしかありませんでした。

本当ならこう言えばよかったんですよね。

「介護保険の改定もあり料金が変わることもありますので、きちんと調べてからお伝えさせてください。」

でも当時はそんな立ち回りもできず、結果として…

「お前なんも知らないんだな!」

と怒られました💦
今思えば相手の方も悪くないです。
わざわざ時間を作って来たのに、何も得られなかったわけですから。

しかも誰もいない時に限って…運も悪かった(笑)
でもその後謝罪に伺い、なんと僕がその方の担当に。
最終的にはすごく良い関係を築けました(●´ω`●)


🚹「男は無理」

新人時代はいろんな経験をしました。
新規相談の初回訪問でご自宅に伺うと、開口一番に言われたのがこれ。

「あっ、男の人?」

「ごめん、女の人がええわ。」

これ、何十回も聞きました(笑)
当時は「男性あるある?」なんて思ってましたが、今振り返ると多分こういうことなんですよね。

「(若くて頼りなさそうな)男のケアマネは不安だから無理」

でも相手の気持ちを考えれば無理もない。
ケアマネ=年配の頼れる女性、というイメージが強いですからね。

ただ面白いことに、入口で「男は無理」と言われても、
少し粘ってお話をしていくうちに「やっぱりあなたで良かった」と言ってくださる方も多かったんです。

「不思議な話」ですが、そういう経験を何度もしました( *´艸`)


🤝人の縁

僕の親友の医者が言ってた言葉があります。

「自分じゃないとできない仕事なんてない。
だから自分のもとを去る人は、どんどん送り出す。
その方がお互いにいい。」

理屈では正しいし、強い考え方だと思います。
でも僕の中では、なんとなく「それだけじゃない気もする」んですよね。

踏ん張って、食らいついて、何とか続けた先で見える景色もある。
だから、もしガッツがあるなら「いや、もう少しやってみるか」と踏みとどまってみてもいい。
失敗してもいいんです。その分、きっと強くなれるから。

💪でっかくなる

筋トレって、筋繊維を傷つけて、回復していくことで筋肉が大きくなるそうです。
ケアマネの成長もそれに似てる気がします。

「痛んだからこそ、でっかくなる。」

「お前なんも知らん!」って言われたり、
「男は無理」と断られたり、
福祉事務所で理不尽に怒られたり。

でも、その分だけ少しずつ強く、優しくなれる。
そして、でっかくなった分だけ、助けられる人が増えるんです。


🌞まとめ

ケアマネの仕事って、本当に楽じゃありません。
特に新人の頃は、わからないことだらけで苦しいと思います。

でも大丈夫。
知識も経験も、少しずつ積み重なっていけば、必ず動けるようになります。
何をどこにつなげばいいかわかるようになるとしめたもんです(●´ω`●)

だから今、頑張ってる新人ケアマネさん。
もうちょっとです。
その「しんどさ」は、あなたが“でっかくなっている証拠”です。
応援しています!

★おまけ★
色んな関係機関と仲良くなるコツは、自分の弱さやダメさを前面に出すことそれがし無知故教えていただき候・・・。
なにとぞ何卒・・・(/・ω・)/

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