できる範囲で良い

考え方の話

こんにちはまんぷくです(●´ω`●)

福祉の仕事をしている人々は「奉仕の心を以て接し、相手に最大限の喜びを感じてもらいたい」という考えの方が少なくはないと思います。

その心自体は素晴らしいのですが、よく見かけるのが「自分に持っていない物まで無理して渡そうとしてしまう方」です。その結果、相手に妙な期待をさせてしまい、達成できずかえって信頼関係を損ねてしまう事があります。

渡せる範囲の物を渡す

例えばあなたが目的地を目指して砂漠を歩いているとして、喉をからした人が現れ「水が欲しい」と言ってきたとします。そんな時に残りの水をすべて渡すわけにはいかないですよね。

なぜならそこは砂漠であり、あなた自身が道中で倒れるわけにはいかないのですから。

そんな時はあなたが出来る範囲のことをしたらいいのです。

水を一口だけあげるとか、道案内をするとか。

つい自分の身を削ってまで相手を助けようとしてしまう方がいますが、あくまで自分の身の安全が確保された状態で相手を助けるというのが基本です。

その為には、自分のコンディションや目的地までの道のりや予定、そういった総合的な状況を見て判断し、できるだけのことをしたらいいのです。

助ける対象をどんな状態?

また支援をする相手にもよりますよね、若いor老いている、健康的or衰弱している、男or女、相手の属性によって求められる質や量が変わってきます。

健康的でまだ自分よりも余裕がありそうなら道案内だけでいいかもしれませんしね。

これは肉体的な意味だけでなく精神的にもそうです。

人である以上、常に心身ともに健康であるわけがありません。もし仕事でチームで動いているのであれば時には誰かに任せたり、休んだり、あるいはしんどそうな人がいれば変わってあげたりとバランスをとっていけばいいのです。

大切なのは常に100点や無理して120点を出し続ける必要はないという事です。

砂漠で喉をからした人が肌に良い高級なイオン水を求めたりしませんからね(笑)つまりはそういう事です。

できる範囲でいいんです。

あなたが誰かの犠牲になる必要はありません。まずは自分を大切に(●´ω`●)

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