ケアマネのひとりごと ~選択肢は多い方が幸せ?~

介護保険

こんにちは、まんぷくケアプランのまんぷくです(●´ω`●)

私もかれこれケアマネを続けてきて、いろんな市町で仕事をしてきました。

そんな中で、時々考えさせられることがあります。

それは、

「選択肢って、多い方が幸せなんだろうか?」

ということです。

例えば、デイサービスが近くに10か所ある地域と、2か所しかない地域。

一見すると、10か所ある方が自分に合ったデイを選べそうですし、選択肢が多い方が幸福度も高そうに感じますよね。

でも実際は、

「あのデイはここが良い。」

「こっちのデイはこの部分が良い。」

と、それぞれに魅力があるからこそ、逆に決められなくなることもあります。

これは心理学でいう「ジャム理論(選択のパラドックス)」という考え方で、選択肢が多すぎると、人は比較や検討に疲れてしまい、最終的には選択そのものをやめてしまう傾向があるそうです。

実際にスーパーでも、何十種類ものジャムを並べるより、数種類に絞った方が売れたという有名な実験があります。

これって、介護サービス選びにも少し似ているのかなと思うんですよね。

デイサービスや施設を選ぶ時も、

選択肢が多いほど可能性は広がります。

でもその分、

本人が行きたい場所。

家族が行ってほしい場所。

支援者として勧めたい場所。

いろんな意見や可能性が増えて、かえって決められなくなることもあります。

一方で、地域によっては

「うちの地域はデイが一つしかないから、選びようがないよ。」

なんて話を研修で聞くこともあります。

「たくさんあって羨ましい。」

そう言われることもありますが、

正直なところ、どちらが幸せなのかは分かりません(笑)

選択肢が多いから幸せとも限らない。

少ないから不幸とも限らない。

だからこそ、選択肢が多い地域であればあるほど、ケアマネの役割も大きくなるのかなと思います。

ケアマネは、なんとか数ある選択肢の中から、それぞれの意向を汲んで、落としどころを見つけるんですよね。

最終的には本人をはじめ、ご家族にも納得をした生活を送ってほしい。

「○○さんのご意向ですと、この3か所くらいが合いそうですね。」

と、一緒に整理しながら考えていく。

その人が迷いすぎず、自分で納得して選べる状態を作る。

それもケアマネの大事な役割なのかなと思っています。

たくさんのサービスの中から、本当にその人に合うものを見つけられたら、それが一番です。

でも実際に利用するのは人間ですからね。

やってみないと分からないこともたくさんあります。

だからこそ、正解を探すというより、

その時その時で一緒に考えながら進んでいく。

そんな支援を、これからも続けていきたいですね🍀

★おまけ★

数あるジャムが置いてあるならば、僕は迷わず「期間限定」に手を伸ばします(●´ω`●)

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