【わかりやすく】介護が必要になった時、サービス導入までの流れ【解説】

介護保険

こんにちはまんぷくです(●´ω`●)

今日は介護が必要になった時にどうしたらいいのか、誰にでもわかるように解説をしていきたいと思います♪

まんぷく
まんぷく

この記事を書いている私について
福祉職歴約20年。施設ケアマネと居宅ケアマネ、地域包括でのケアマネ経験を経て、現在は居宅の主任ケアマネとしてご自宅に住まわれているご利用者様方の支援をさせていただいております

ではいきます♪

1番初めにすること「介護認定を受ける」

まず一番初めにすることは介護認定を受けるという事です。

65歳になると自宅に↓

こういった「介護保険被保険者証」というものが届きます。届いた当初はまだ要介護度が記載されていない状態です。

要介護度の認定を受けるには最寄りの市区役所や福祉事務所にて申請を行う必要があります。
特に印鑑等はいりませんが、医師に「主治医意見書」を書いていただく必要があるため申請する前に病院にかかっている必要があります。

申請をすると認定調査員が自宅に訪問し、体の状態の確認や物忘れ等の質問をされます。

それらの調査内容と医師の意見をもとに介護認定審査会で話し合いが行われ、申請から約一カ月から二カ月くらいの間で認定結果が届きます。

2番目にすること「ケアマネを決める」

認定結果が届いたらすることはケアマネを決めるという事です。

ケアマネとは居宅介護支援事業所に所属する介護保険サービスの計画を立てる人の事です。主にケアプランの作成や、サービス事業所との情報連携を行ってくれます。

どんなサービス使うにせよ、介護保険のサービスには「ケアプラン」というものが必要です。これは「セルフプラン」といって自分で作ることもできますが、ケアプランには無茶苦茶たくさんルールがあるので実質難しいのが現実です。ケアマネにお願いしてもお金がかかるわけではないので、ここはケアマネに担当してもらいましょう。

基本的には「要支援1.2」の結果であれば地域包括支援センターというところが取りまとめになって契約をするので、相談をしに行くといいでしょう。地域包括支援センターの職員にもケアマネがいるので担当をしてくれたり、他の居宅介護支援事業所のケアマネを案内してくれたりします。

要介護1~5の場合は直接居宅介護支援事業所と契約を結ぶことになるので、認定結果が届いた際に封筒に入っていた居宅介護支援事業所一覧から選んで連絡してもいいですし、地域包括支援センターで相談してみても大丈夫です。

3番目にすること「サービスを決める」

ケアマネが決まると、今度はケアマネが自宅に訪問し色々と生活状況を確認してくれます。

その中であなたが必要な支援を一緒に考えてくれて様々な事業所を提案してくれます。

例えばデイサービスであれば見学をさせてくれたり、福祉用具のレンタルであればデモ機などで使い勝手の確認をしたり、本格的にサービスが決まるまでに色々試しながら最終決定をしていきます。

最終的にサービスが決まれば「担当者会議」といって、ケアマネとサービスの事業所が自宅に集まり「〇月〇日から○○の支援を開始します」とついにサービスが始動するわけです。

それ以降はサービスの変更ごとに担当者会議を行ったり、ケアマネが毎月訪問し状態を確認してくれたりと、誰かしらと会う機会が増えると思いますが、それは今後少しずつ体が衰えていく中でとても大事な関係性の構築であったりもします。新しい生活スタイルになると思いますが前向きに過ごせると良いですね(*´▽`*)

まとめ

では一連の流れをまとめますね。介護が必要になったと感じたら・・・

①介護認定を受ける・・・市区町村や福祉事務所で申請!病院にもかかっておくように
②ケアマネが決まる・・・わからなかったら地域包括支援センターに聞いてみよう!
③サービスを決める
・・・必要な支援をケアマネと相談し、会議をし、レッツスタート!

てな感じですね。

細々したことはいーっぱいありますが、その都度福祉事務所の人や、地域包括支援センターの職員。ケアマネさんなど、関わる方々に聞きながら決めていけば問題ないです(∩´∀`)∩

皆様にとってよい人生となりますように🍀それではまた

タイトルとURLをコピーしました