介護保険

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ケアマネのひとりごと ~技能実習生に学ぶ言葉の重み~

今日は奥さんから聞いた「技能実習生との関わり」の話を。ミャンマーから来たその方は、介護福祉士の実習生として働いていて、普段からとても誠実で、患者さんに対しても嘘やその場しのぎの対応をしない方だったそうです。3年間の実習を終えて病院を去ることになり、最後に挨拶をされた。その中で出てきた言葉が「挑戦こそ大事」。その言葉自体は珍しいものでも、特別なものでもない。でも、なぜかその方が言うと、一つひとつの言葉が胸に刺さってくる。言葉ってその場で生まれるものじゃなくて、それまでの積み重ねで重さが決まる。普段どう関わっているか、どういう姿勢で仕事をしているか。そういう日々の積み重ねが「信用の残高」みたいなものになっていて、その上に乗った言葉だからこそ、シンプルな一言でも心に入ってくる。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~異動の本質について話してみる~

今日は「支援の継続と異動」について。以前勤めていた包括では、異動がかなり頻繁にありました。早ければ1年ほどで担当が変わることもあって、そのたびに利用者さんから「やっと慣れたのにまた変わるの?」と。関係ができてきたところで離れる。また一から関係を作る。一方で、関係が長く続きすぎることにもリスクはあります。「言わなくても分かるだろう」「これくらいならいいか」。信用と、なれ合いは紙一重。「いつ異動になるかわからない」という不確定さが、支援者側の熱を削ることもある。支援において大事なのは「どれだけ長く関わるか」ではなく「その時間がその人にとって意味があるか」。異動は災害のように発生するものではなくて、戦略として落とし込めるかどうか。
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ケアマネのひとりごと ~なんとなくやってるが一番怖いって話~

仕事をしていると、「なんとなくそうしてる」っていう場面、結構ありませんか。でもこの"なんとなく"、実は一番怖いなと思っています。今日は「決まりには理由がある。でもその理由を知らないままやることの危うさ」について。例えば、ケアプランの作成日。これは担当者会議の日と合わせるのが原則。なぜかというと、会議の前のケアプランはまだ「原案」であって、利用者や事業所の確認・了承を経て、初めて「本プラン」になるから。ケアマネの仕事って、流れでできています。この流れを知らないと「なぜ日付や時系列が大事なのか」そこが分からないままになります。ルールって、縛るためにあるだけじゃなくて、自分を守るためにあるもの。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~愚行権と自己決定。その間で揺れるという話~

今日は「愚行権」と「自己決定」について。愚行権とは、個人が他人の意見に左右されず、自分の意思で行動する自由のこと。たとえそれが外から見て「愚かだな」と思える選択であっても、本人が決めたことであれば尊重されるべきだと。ただ、認知症の方などに当てはめると、少し違和感が出てくる。判断能力が落ちている可能性があるから。「私は杖を使わずに歩きたい」とおっしゃる方がいる。でも転倒のリスクがかなり高い。「それでも歩きたい」と本人が言ったとき、それを止めきることはできません。本人の意思は変えられない前提ならば、別の手段でどう守るかを考える。この間でずっと揺れる。正解はたぶん、ない。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~「介護士VS看護師」は本当か?~

今日は「介護士と看護師の関係」について。よく「介護士VS看護師」の対立構造を見かけることがあります。私はこれまで、特養の介護士、病院の看護助手、施設のケアマネとして働いてきました。こうして振り返ると、よく言われる「看護師vs介護士」という構図ですが、実際はそこまで単純ではない気がしています。介護士を雑用とみる看護師もいれば、看護師を偉そうだと悪口を言う介護士もいる。これって、職種の問題というより人の問題なんじゃないかな。結局、誰かに不満を持っている人が、一番近い相手にそれを向けているだけ。職種同士が争っているわけではなくて、人と人がすれ違っているだけなのかもしれません。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~自費サービスは「一つの事業」。片手間ではできない~

今日は少し踏み込んだテーマとして、「ケアマネの自費サービス」について。最近、「シャドーワークは対価をもらうべき」という話、よく見かけますよね。それ自体は考え方として全然アリだと思っています。ただ、「それって実際どうやるの?」と感じる場面も正直多い。シャドーワークを自費で受けるということは、「それはもう一つの事業」。契約書の整備、料金設定、リスク管理、スケジュール調整、請求、入金管理。やることは一気に増えます。「やりたい」だけで進めるにはリスクが大きい。「やるなら事業として設計する必要がある」。だから私は今のところ、自費サービスはやらないという選択をしています。
事業の話

ゼロから始めるケアマネ独立ロードマップ㉘:開業12か月目の実績。起業1年間の収益まとめ

ついに、この運営状況報告記事も12か月目となりました。今回は一年の締めくくりとして、「初期の方針とその結果が正しかったかの答え合わせ」をさせていただきます。累計紹介件数は100件。起業1年でついに紹介件数が100件に達しました🎊 無事に一年の目標である売上50万円越えを達成しました。4~7月の4か月の間に52件の新規というのが要だった。受け持ち数が少ないうちにブーストをかける。「流れに乗る」というのはこういうことなんだなと実感しました。これから独立を考えている方へ:最初はとにかく断らずに受ける、スタートダッシュは想像以上に重要、事業計画は根拠を持つ。そして何より「地道にやるしかない」。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~胸に残った言葉と「腹落ち」の話。言葉はにじみ出るもの~

今日、娘の高校の入学式に参加してきました。生徒指導の先生が「この学校はいじめを絶対に許しません」「どんなささいなことでも必ず学校に連絡してください。すぐに動きます」と。すごいなと思ったんですよね。先生の言葉が"腹落ちしていた"こと。言っていることが正しいだけじゃなくて、「本気でそう思っているんだな」というのが伝わってきた。人の心に響く言葉って、テクニックではなくて、普段の考え方、仕事との向き合い方、自分の中で納得しているかどうか。にじみ出てくるものなんだと思います。
介護保険

ケアマネのひとりごと ~「どこにも寄らない」と「どこにでも寄り添う」。ケアマネの立ち回り~

ケアマネって、どんな仕事ですか?と聞かれたとき、少し困ることがあります。基本的にはご利用者とサービス事業所の調整役ですが、それだけでもない。つまるところ、一言で言うと「立ち回りの仕事」なんじゃないかなと。本人と家族の間での立ち回り、サービス事業所との間での立ち回り、担当者会議での立ち回り。バスガイドのように、全体を見ながら方向を示す役割。「どこにも寄らない」と「どこにでも寄り添う」。この矛盾しているようなバランスを保つこと。これは高度なマネジメントです。
事業の話

ケアマネのひとりごと ~SNSは必要?ケアマネ独立は“地上戦”の話~

最近、Xで「ケアマネが救急車に同乗すべきかどうか」という話題で賑わってますね。正論がぶつかっているように見えても、実際には"インプレッション"を取りにいく構造もあったりして。私自身、開業前はXを使っていました。でも、時間がどんどん持っていかれる。戦場に行かなければ負傷しなくて済む。ケアマネの仕事は空中戦ではない。Xやインスタを見て依頼が来ることは、ほぼありません。包括、病院、事業所と関係性を作る方が圧倒的に紹介につながる。ケアマネは"地上戦"です。
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